※2017/2/28をもちましてクラシックレッドの販売は終了しております。

感謝の気持ちで復刻された誕生の輝き。
クラシックレッド、再び。

クルマづくりにおいて100年以上の歴史をもち、アジアを代表する自動車立国である日本。しかし“産業”としての認識は強いものの、“文化”として根づいているとは言えないのが現状です。年数を経たクルマをただ“古い”というのではなく、そのクルマが過ごしてきた時間、人々との関わり、愛でる心を大切にする。それがクルマ文化の創生につながる。そして日本のクルマ社会が、その文化的側面においてグローバルに存在感を示すようになる。そうマツダは望み、実現に向けて取り組んでいます。
そんなマツダのクルマ文化に対する想いの一翼を担ってきたのがロードスターです。今回、初代NAロードスターに採用されていた「クラシックレッド」が、NDロードスターに復刻されることになりました。ロードスターの開発に携わる主査兼チーフデザイナーの中山雅と、カラーデザイナーの岡村貴史が、クラシックレッドへの特別な想いを語ります。

  

中山 雅

中山 雅

商品本部主査  兼デザイン本部チーフデザイナー

岡村 貴史

岡村 貴史

デザイン本部
カラーデザイナー
  

  

クラシックレッドの復刻は、ロードスターファンへの感謝の気持ち。

クラシックレッドの復刻は、ロードスターファンへの感謝の気持ち。

中山
ロードスターは、本当に多くのファンの方々から愛されているクルマです。誕生して27年の歴史を重ね、2016年には世界累計生産台数100万台も達成しました。そんなロードスターを支えていただいた熱心なファンの方々に何か感謝の気持ちを表したいという話は、比較的早い段階からあったのです。そして今回、実現となったアイデアが、ロードスターの誕生時のボディカラー「クラシックレッド」を復刻させようというものでした。

そもそもロードスターには昔からずっと変わらない大切なメッセージがあります。それは、「だれもが、しあわせになる。」ということ。これは初代NAロードスターが発売された時にカタログに書かれた言葉で、ロードスターのマインドの原点です。今もこの原点は変わっていません。「乗る人も、見る人も、誰もがこのクルマに夢中になり、心を解放する」「お客様のみならず、つくり手も、売る人も、このクルマに関わる誰もがしあわせになる」。現行のNDロードスターもそんなクルマであってほしいと思っています。今回のクラシックレッドの復刻が、そんな「しあわせ」をつなぐものになればいいと思います。

また、このプロジェクトには、ロードスターの開発に関わった先人たちへのリスペクトの意味も含まれています。それこそギネスにも認定されるほどの累計生産台数を記録するオープン2シーターを生み出したマツダの開発陣。その先人たちが手がけた最初のモデル、1989年2月のシカゴオートショーで世界初公開されたNAロードスター(北米名:MX-5ミアータ)がまとっていたボディカラーが、クラシックレッドです。ロードスターに携わったすべての開発者へのリスペクトには、その出発点であるクラシックレッドの復刻がふさわしいと考えて、今回のプロジェクトを実現させたのです。

  

まさにピュアな赤、王道の赤、それがクラシックレッド。

まさにピュアな赤、王道の赤、それがクラシックレッド。

まさにピュアな赤、王道の赤、それがクラシックレッド。
<初代ロードスター カタログ>

岡村
ソリッドカラーの開発は、純粋な色そのもので美しいと感じる“ピンポイント”を見つけ出すことに難しさがあります。その中でクラシックレッドは、まさにピュアな赤、王道の赤といえます。カラーデザイナーとして色を創る仕事をしていますが、これ以上に純粋なソリッドの赤はつくれそうでつくれない、超えられそうで超えられない。私にとってクラシックレッドとはそんな存在です。今回の復刻にあたり、この素晴らしい色を開発した当時の方々に敬意を表しつつ、最新の塗装技術でお客様にお届けできることをとてもうれしく思いますね。

中山
王道という話でいうと、個人的には「クラシックレッド」という名前も好きなんです。この場合のクラシックとは、「古い」ではなく「正統」という意味だと考えています。流行り廃りに流されない、王道のイメージがある。NDロードスターを開発する際も、正統派のソリッドな赤が似合うオープンカーという理想像はずっと頭の中にありました。

まさにピュアな赤、王道の赤、それがクラシックレッド。

まさにピュアな赤、王道の赤、それがクラシックレッド。

  

マツダの商品に込められた思いとその歴史においても、重要な役割を果たす。

マツダの商品に込められた思いとその歴史においても、重要な役割を果たす。

マツダの商品に込められた思いとその歴史においても、重要な役割を果たす。

岡村
マツダにとって赤は特別な色です。過去を振り返っても、歴史の節目には代表的な“赤いクルマ”が誕生しています。そしてその赤のつくり方も、時代とともに変化しています。1980年に誕生した「ファミリア」も、「サンライズレッド」という印象的なカラーをまとった赤いクルマでした。サンライズレッドは、当時新たに開発された赤い顔料をマツダがいち早く取り入れて実現した色です。同時代の他の赤と比べてサンライズレッドは発色が非常によく、鮮やかな赤でクルマを美しく引き立てました。これによってファミリアは一大センセーションを巻き起こしました。

その後に生まれた代表的な赤が、ロードスターで採用された今回のクラシックレッド。そして現在のソウルレッドプレミアムメタリックへとつながります。マツダは自分たちのクルマづくりに対する情熱を赤という色に込めて表現してきました。クラシックレッドは、単に初代NAロードスターに採用された色というだけでなく、マツダの商品に込められた思いとその歴史においても、重要な役割を果たした色ともいえますね。

  

NDロードスターの造形美が際立つクラシックレッドを、ぜひ楽しんで。

NDロードスターの造形美が際立つクラシックレッドを、ぜひ楽しんで。

NDロードスターの造形美が際立つクラシックレッドを、ぜひ楽しんで。

NDロードスターの造形美が際立つクラシックレッドを、ぜひ楽しんで。

中山
クラシックレッドはマツダの赤の代表色のひとつというだけあって、本当に色に安定感があります。ソリッドカラーということで、陰影には意外性はないと思います。反面、ボディへの映りこみは安定しており、クルマの形もきれいに見える。NDロードスターのような造形にはよく似合うと思います。流れるような造形美をクラシックレッドで存分に味わってほしいと思います。

岡村
いつ見てもちゃんと赤だと感じられる。晴れていても、曇っていても、雨の日でも(笑)。そういう素直な発色をもったピュアな色だからこそ、時代を越えてNDロードスターにも美しく映えるんでしょうね。今回のクラシックレッドは色そのものは当時と同じですが、環境に優しい最新のアクアテック塗装によって再現されています。表面にはクリアコートを施しているため、耐候性も向上しています。新車の時の美しさを末永く楽しんでもらいたいですね。

中山
やっぱり、ロードスターのメッセージは「だれもが、しあわせになる。」なんです。初代NAロードスターから変わらない想いを、クラシックレッドをまとったNDロードスターでぜひ体感してもらいたいですね。

  

TOPICS

  

東京オートサロン2017 参加者の声

  

  

※2017/2/28をもちましてクラシックレッドの販売は終了しております。

おすすめ

その思想、その造形、その洗練をデザインの集合体として反映させる。

クルマの文化的価値を大切にするのは、重要なこと

ロードスターに新たな造形美を与えた、デザイナーとエンジニアの共創。MX-5 RF 開発主査 中山 雅×エクステリアデザイナー 鳥山 将洋

マツダが誇る” 匠の技” 内面の思想を表現するのがマツダデザイン

MX-5 RF 日本初の一般公開 AUTOMOBILE COUNCIL 2016 体験レポート

カーラインナップ