2列目シートにも、大人がくつろげる空間を。

2列目シートにも、大人がくつろげる空間を。

CX-8が提案する多人数SUVの新しい形を、最も明確に表現している部分が、2列目シートの設計思想とデザインだ。
「目指したのは、スーツ姿の大人が座って似合う、上質なデザイン空間です。機能性を重視したSUVでは、前席はしっかり作り込まれているのに、2列目は利便性重視のベンチシート、3列目はエマージェンシー用シートというパターンが多かったのではないでしょうか。私たちは、その常識を覆したかったのです」。

2列目シートにも、大人がくつろげる空間を。

CX-8には、最大7人乗車が可能な6:4分割可倒式ベンチシート仕様車も設定されている。2列目・3列目を畳めば広いフラットスペースが得られるなど高い機能性を備えるとともに、シートの基本骨格構造をキャプテンシート仕様と同様のものにすることで、心地よい座り心地も実現した。この仕様でもすでに、CX-8が追求するプレミアムSUVならではのクオリティは実現できている。しかし、最大6人乗車のキャプテンシート仕様車のドアを開ければ、従来の常識とはまったく異なる世界を感じられるはずだ。

「2列目、3列目シートに座る方にも、上質な快適性と走りの楽しさを楽しんでいただきたいとの想いから、キャプテンシート仕様車の2列目シートには、運転席と基本的に同様のシートを採用しました」。

もちろん、大人がゆっくりとくつろげるスペシャルな空間は、シートデザインだけで生まれるはずがない。ドアトリムとコンソールのサイドパッドデザインで、一人一人のプライベート空間を強調することで、2列目シートに座る人も、ドライバー席と同等の上質な世界を提案しているわけだ。
「ドライバーは運転中に足を踏ん張れるように、センターコンソール脇ニーパットのサポートを厚くしています。対して2列目シートは、ゆったり感を味わっていただけるよう、ドアトリムやアームレスト付きコンソール脇のパッドを、腰を包み込むような造形としています」。

2列目シートにも、大人がくつろげる空間を。

2種類のメッキパーツで、車内空間全体を上質に。

2種類のメッキパーツで、車内空間全体を上質に。

このように各部デザインを創りこみ、車内にひとつの統一された世界を創造するセンスも、デザインチームの腕の見せどころだ。

2種類のメッキパーツで、車内空間全体を上質に。

「SUVらしい力強さと、上級車にふさわしいエレガントな美しさを融合させるインテリアデザインの創造は、簡単なものではありませんでした。上質という部分は、本杢やナッパレザーなど本物の素材が持つ味わい、温かみを大切に活かすことで表現できます。しかし、力強さを感じつつエレガントさを表現するには……考えた末に選んだのは、"クルマの骨格"を2種類のメッキで表現するデザインでした。

クルマの構造を感じていただきたい部分には、SUVらしい力強さの表現に適したサテンメッキを採り入れ、面のニュアンスも手仕上げを感じさせる表現としました。また、ステアリングホイールやシフトノブ、ドアのパワーウインドウ操作スイッチなど、機能を担う部分は、細くシャープなクロームメッキとすることで、空間を引き締めると同時に、エレガントな美しさを表現しています」。

2トーンカラーの採用も、モダンと普遍が融合するインテリアデザイン創りに一役買っている。
「ロアーの部分とシートを大胆にカラー化することで、お客様の心により響く空間を目指しました。ディープレッドの2トーンでは、大人の書斎から感じられる充足感を、ピュアホワイトの2トーンでは、アート空間で感じる洗練された心地よさを、それぞれ楽しんでいただきたいなと思っています」。

2種類のメッキパーツで、車内空間全体を上質に。

2種類のメッキパーツで、車内空間全体を上質に。

インテリアデザインから、お客様の情感に寄り添いたい。

こうして生まれたCX-8のインテリアデザインからは、魂動デザインが新たなステージに踏み出したことが伝わってくる。

「普遍と先鋭とが融合する『TIMELESS EDGY』は、一見すると相反することを言っているのでは? とお感じになるかもしれません。でも、マツダがCX-8で叶えたかったのは、「次のプレミアムのスタンダード」になりうる新たな価値観です。単に人目を引くだけのデザインではいけませんし、冒険を避けただけの上質表現では、魂動デザインとしてふさわしくないと考えています。
クルマの本質って何だろう、いつの時代も変わらない価値って何だろう、を深く考えたデザイン。そして、既存の常識に従うのではなく新たな表現に挑戦し続ける情熱。この2つを組み合わせることで、お客様の心に豊かさをご提案し続け、心地よい刺激を感じ続けていただけるデザインを作り続けなくてはならない。『TIMELESS EDGY』は通過点ではなく、新しい時代の始まりです。マツダ車は常に先鋭的であり続けたいですから」。

インテリアデザインから、お客様の情感に寄り添いたい。


  

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