MAZDA AWD HISTORY

~国産車初のフルタイム4WD乗用車:ファミリア4WD~

マツダの4WD開発の歴史は長く、パートタイム4WDの開発経験を基盤として、
1985年には国産車初の乗用フルタイム4WD車である「ファミリア 4WD」を誕生させました。
以降、4WDの開発を絶え間なく続け、現在のi-ACTIV AWDへとつながっています。

MAZDA323 4WD

MAZDA323 4WD

ファミリア 4WD

ファミリア 4WD

   

  • AWD開発の基盤となったパートタイム4WDの開発(1984)AWD開発の基盤となったパートタイム4WDの開発(1984)

    マツダの4WD開発の歴史は、1984年の3代目ボンゴのパートタイム4WDに始まり、続くプロシードでは本格的なオフロード走破性を実現。初代MPVでは走行中に2WDから4WDに切り替え可能なスーパーデュアル4WDへと進化。より利便性の高い4WD技術をお客様へと提供しました。

    3代目 ボンゴ

    3代目 ボンゴ

    プロシードマービー

    プロシードマービー

  • 国産車初のフルタイム4WDの開発(1985)国産車初のフルタイム4WDの開発(1985)

    1985年には、国産車初のフルタイム4WD乗用車であるファミリア 4WDを発表。軽量コンパクトなハンドリング4WDとしてラリーでも活躍し、世界ラリー選手権(WRC)でも勝利を挙げました。この4WDはセンターデフ式で、低速用にはデフロック機構を有し、雪上における高い走破性も実現していました。

    ファミリア 4WD

    ファミリア 4WD

    MAZDA323 4WD

    MAZDA323 4WD

  • 走破性と燃費の両立を目指したロータリーブレードカップリング式4WDの開発(1990年代~)走破性と燃費の両立を目指したロータリーブレードカップリング式4WDの開発(1990年代~)

    1990年代には、ボンゴフレンディやトリビュートといったモデルで、ロータリーブレードカップリング式4WDを開発し、4WDモデルの課題であった燃費との両立に挑戦しました。

    トリビュート

    トリビュート

  • 曲がりやすさと走破性の両立を目指した電子制御多板クラッチ式AWDの開発(2000年代~)曲がりやすさと走破性の両立を目指した電子制御多板クラッチ式AWDの開発(2000年代~)

    2000年代からは、曲がりやすさと走破性を両立可能な理想的なシステムとして、電子制御多板クラッチ式のAWDの技術開発をスタートし、初代アテンザに導入。また、ハイパフォーマンスセダンであるマツダスピードアテンザの開発を通して、AWDによって走行安定性を向上させるための技術ノウハウを蓄積しました。
    これに続くCX-7や3代目MPVでは、オンロード性能を基本としながらより高い雪上性能へと進化。2代目デミオではリヤに搭載された電動モーターによるe-4WDも開発しました。

    長年に渡るこれらの技術的蓄積を元に、2012年の初代CX-5で初めてi-ACTIV AWDを導入し、現在まで進化を続けています。

    マツダスピードアテンザ

    マツダスピードアテンザ

    CX-7

    CX-7

    初代 CX-5

    初代 CX-5

さまざまな運転シーンで走る歓びを高めるAWD

どんな天候や路面状況においても意のままに動いてくれる、
そんな人とクルマの信頼関係こそが、人の心をわくわくさせる「走る歓び」につながる。

  • 画像(2,3枚目)は2019年12月時点のものです。

思い通りのコーナーリングと安心のオフロード走破性を提供する高効率な i-ACTIV AWDは、
街中では機敏に、ワインディングでは気持ちよく。雨や雪の中では安全安心に、アウトドアシーンでは力強く。
さまざまな運転シーンで安心して人馬一体の走りを楽しんでいただくことができる、先進のAWDシステムです。

i-ACTIV AWDがもたらす思い通りのコーナーリング

一般的に、4WD車はアンダーステア傾向が強く、舗装路においては曲がりにくいとされてきました。この常識を打ち破るべく、i-ACTIV AWDではドライバーのステアリング操作に応じて後輪トルクをリニアに増加させることで、ターンイン時のスムースさを実現。AWDとして類まれなる曲がりやすさと、AWDならではの旋回安定性を両立しています。

  • i-ACTIV AWD搭載の全ラインナップに採用(MAZDA2、MAZDA3、MAZDA6、CX-3、CX-30、CX-5、MX-30
  • 画像は2019年12月時点のものです。

i-ACTIV AWDがもたらす思い通りのコーナーリング

一般的に、4WD車はアンダーステア傾向が強く、舗装路においては曲がりにくいとされてきました。この常識を打ち破るべく、i-ACTIV AWDではドライバーのステアリング操作に応じて後輪トルクをリニアに増加させることで、ターンイン時のスムースさを実現。AWDとして類まれなる曲がりやすさと、AWDならではの旋回安定性を両立しています。

  • i-ACTIV AWD搭載の全ラインナップに採用(MAZDA2、MAZDA3、MAZDA6、CX-3、CX-30、CX-5、MX-30
  • 画像は2019年12月時点のものです。

さらに、人馬一体のスムーズなコーナーリングを実現する「GVC × AWD 協調制御」

新世代技術搭載車ではさらに、ドライバーの操舵に応じて前後荷重状態を最適化して旋回をアシストするG-Vectoring Control (GVC)とAWDの完全な協調システムを実現。ターンインの瞬間には、GVCのエンジントルク制御による旋回応答性の向上を優先し、AWDはそのときの前後トルク配分を維持。その後、定常旋回に至るまでに後輪へのトルク配分を増やしていくことで、曲がりやすさと安定性をさらに高次元で両立しています。

  • i-ACTIV AWD搭載の新世代ラインナップに採用(MAZDA3、CX-30、MX-30)

i-ACTIV AWD搭載車

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