日常のあらゆるシーンで、
すべての人が“走る歓び”を体感できるエンジンの追求。

エンジン開発者 上月 正志

美しい地球と共存しながら、多くのドライバーに“走る歓び”を届けたい。
その想いからマツダは、「エンジン(内燃機関)の追求」という道を信じ、その実現に挑み続けている。
エンジン開発者、上月正志。理想を追求する眼差しが、エンジンの進化をさらに加速させる。


目指したのは、走りが楽しく、環境にも優しいエンジン。

目指したのは、走りが楽しく、環境にも優しいエンジン。

近年、クルマを取り巻く世界は急激に変化している。特にCO2排出量の削減は、自動車産業が取り組むべき重要な課題として、世界中の自動車メーカーがさまざまなアプローチを行っている。マツダはエンジンを進化させることによって、これをクリアしようとしている。

エンジン開発者 上月 正志

「これまでもマツダは、クルマを操ることで生まれる“走る歓び”の追求とともに、Well-to-Wheelの視点と、将来も内燃機関が主流である期間が続くことを見据え、エンジンの改良にこだわり続けてきました。クルマを操ることで生まれるこの“走る歓び”と、CO2削減や燃費向上などの“優れた環境性能”を両立させるエンジンを創造することが、美しい地球と共存するためのクルマづくりに不可欠なものだと考えています」。

「多くのお客様に余裕のある走りを楽しんでいただくことができて、さらに環境にも優しい性能を実現できたら、それは地球を守ることに大きく貢献することができる。そんな想いから、新しいエンジンの開発がスタートしたのです」。

デミオ イメージ図

運転は日常生活の一部。
だから、どんな人でも、毎日のちょっとした運転を楽しめるものにしたかった。

運転は日常生活の一部。だから、どんな人でも、毎日のちょっとした運転を楽しめるものにしたかった。

今回のエンジンの進化がもたらすドライバーのメリットとは、どのようなものだろう。

「私たちが目指したのは、扱いやすく、使いやすいから気持ちに余裕が生まれ、誰もが心から運転を楽しめるようになるということです」。

デミオ イメージ図

「運転って日常の一部ですよね。毎日のちょっとした運転が今より楽しいものに変われば、それだけで生活に楽しみが増えると思うんです。
新しく開発したエンジンは、燃焼がさらに良くなっているので、アクセル操作に対する反応もスムーズになっていて、イメージ通りの走りができます。さらに、従来より200cc排気量を増やしたことにより、アクセルを踏む右足にも余裕が感じられるはずです」。

「この余裕のある走りで、停車からの発進時もせかされず、先行車の追従も疲れることなく、追い越しの際もあわてることがなくなる。運転が苦手だと思っている人やちょっとストレスを感じていた人は、特に感じてもらえると思います。もしお客様から『いつもの道だけど、なんか運転がしやすくなった。』とお声をいただけたら、『一生懸命開発して良かった!』と心から嬉しく思いますね。」

さらに、日常の走りはもちろんのこと、遠出などもこれまで以上に自信をもって楽しめるようになる。それは安全にもつながる。

「このエンジンがもたらす意のままの走りは、あらゆるドライバーにとってのメリットと直結します。私たちは“走る歓び”を体現する価値として、今後もエンジンを追求し続けていきます」。

エンジン開発者 上月 正志

「カタログ燃費値がこれだから実燃費はこのくらい・・・・。」
という発想をなくしたい。

「カタログ燃費値がこれだから実燃費はこのくらい・・・・。」という発想をなくしたい。

次に、環境性能についてのメリットとは。今回導入された進化したSKYACTIV-G 1.5は、排気量をアップしながらも、実用燃費においての燃費性能の向上を追求した。

「走りに余裕が生まれているので、アクセルを急に深く踏み込んだり、ATがシフトダウンしたりする頻度が減少します。そのような運転でエンジン効率の良い領域を有効に使用できるように、ギア比とシフトパターンを注意深くチューニングしました。さらに、燃焼の改善だけでなく、燃費性能を向上させるさまざまな根本的改良を施しています。」

特に力を注いだのは、日常的なクルマの使い方を想定した“WLTCモード”での燃費性能という点だ。

「マツダは、日常のクルマの使い方を重視し、実際の走行に近い環境での燃費性能向上に取り組んでいます。その一環として、マツダはこれまでカタログに記載されていた“JC08モード”による数値に加え、より現実に近い燃費測定方法といわれる国際基準“WLTCモード”による数値の併記をいち早く行いました。だからこそ、このWLTCモードでの燃費性能には、強いこだわりがあったのです。お客様がクルマの購入の際に、JC08モード燃費からいくらか割り引いて実燃費を計算されると思いますが、もうそんなことしなくてすむように、我々はこれからも実燃費を追求し続けますよ」。

エンジン開発者 上月 正志

WLTCモードでは、“市街地モード”“郊外モード”“高速道路モード”の3つの走行モードによる燃費と、それらを総合した“WLTCモード”の4つの燃費が表記されるため、ドライバーがクルマの使い方を想定しながら実際の燃費を想像しやすいという利点がある。

こうした現実に近い走りを基準としたWLTCモードで燃費性能を追求したことは、お客様の実用燃費に対する関心に応えるという点でも、意義あることだといえるだろう。