ジャーナリストトークセッション

モータージャーナリストの方々を招いて行った、新型デミオ(プロトタイプ)の試乗会。ジャーナリストたちは、新型デミオに何を感じたのか。トークセッションで本音を語っていただきました。

ジャーナリストのご紹介

中谷 明彦

中谷 明彦

自動車関連コンサルタント

吉田 由美

吉田 由美

カーライフエッセイスト

デミオが起こすディーゼル革命(1/3)

コンパクトカーにもクリーンディーゼルという新しい選択肢

吉田 :
新型車の試乗会をする時って、開催する場所によってそのクルマのポテンシャルが分かったりしませんか?メーカーは、あまりネガティブな部分が出ないコースを選ぶことが多いでしょ?

中谷 :
今回のマツダは、新しいデミオに相当自信があるんでしょうね。

カーライフエッセイスト吉田 由美

吉田 :
そうですよね。カーブが連続するワイディングな山道で試乗させるって、もうそれだけで、デミオは山道も平気で走れるコンパクトカーなんだなって思っちゃいますよね。

中谷 :
僕らは、こういう仕事をしているから、ただ乗るだけじゃなくて、乗った後に何らかの評価をしなくちゃいけない。“このクルマだったらすぐに良い原稿が書ける”とか、逆に“これはキツイなぁ、どうしよう!”っていう時もあって、、、だから良い評価ができそうなクルマに乗った時は、顔がニヤけるんですよ。

吉田 :
私も!新しいデミオは、自然とニヤけちゃいました。

中谷 :
このところ発売されるマツダ車は、どれを乗っても“これなら書ける”っていう感触のクルマばっかりだと思います。

吉田 :
私も、本当に“ディーゼル楽しい!”って思いました。

中谷 :
あの1.5Lのクリーンディーゼルは本当に強烈でしたね。ガソリン車の倍以上のトルクがあるから、低い回転数でも速いスピードであんな山道を登れちゃう。普通のコンパクトカーならペースがドンドン下がっていって、大きなクルマが来たら、つい避けたくなっちゃうこともあるよね。

レース&テストドライバー/自動車関連コンサルタント中谷 明彦

吉田 :
そう、今回のデミオは、運転している時間が苦痛じゃないというか、むしろ、ちょっと遠回りして、少しドライブでもして帰ろう!っていう気にさせてくれる感じ。

中谷 :
基本的にディーゼルって高い圧縮比で回すから、燃料噴射も強くしないといけない。だからシリンダーブロックなんかもすごく頑丈に作らないといけないんです。そうするとエンジン自体が重たくなるし、コストもかかる。この新型デミオも、開発費や材料費も含めて、すごくお金がかかっているはずなんですよ。

吉田 :
そんなクリーンディーゼルが小排気量になって、コンパクトカーに搭載されて、しかも手の届く価格じゃないといけない。これって、ディーゼル革命ですよね。

中谷 :
そうですよね。でも僕が聞いた限りでは、マツダは単にクリーンディーゼルを売りたいわけじゃなくて、SKYACTIV技術のラインナップのひとつとして、クリーンディーゼルを“用意”しているんだと、、、

吉田 :
今、日本はガソリンの値段が高くなっていて、軽油は安いですからね。

中谷 :
そこで、これまで日本では、あまり認められていなかったクリーンディーゼルに市民権を与えて、ユーザーの選択肢を増やしたいということなんです。でも将来、もしも軽油の方が値段が高くなったら?

DEMIO

吉田 :
今度は、みんなガソリン車へ行きますね。

中谷 :
その時に、ガソリン車の燃費が悪いんじゃ困る。だからSKYACTIV技術でガソリン車の燃費も飛躍的に良くしていくということなんです。

吉田 :
そうですよね。SKYACTIV技術って、クリーンディーゼルのことだけじゃなくて、クルマにまつわる全てのことを、もう一度最初から見直していくという技術ですからね。そこはユーザーの方の用途によって、クリーンディーゼルかガソリンかを選択して欲しいと思いますね。

 

コンパクトカーにもクリーンディーゼルという新しい選択肢

※画像のデミオはプロトタイプです。


  

ジャーナリストプロフィール

レース&テストドライバー/自動車関連コンサルタント中谷 明彦

レース&テストドライバー/自動車関連コンサルタント
中谷 明彦 AKIHIKO NAKAYA

大学在学中よりレーサー/モータージャーナリストとして活動。
自動車関連の開発、イベント運営、雑誌企画など様々な分野でのコンサルタントを従事。
1997年よりドライビング理論研究会「中谷塾」を開設し、F1パイロット・佐藤琢磨らを輩出。
2010年からは電気自動車の開発・製作も手掛ける。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

カーライフエッセイスト吉田 由美

カーライフエッセイスト
吉田 由美 YUMI YOSHIDA

国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクター経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。
自動車雑誌を中心にテレビ、ラジオ、web、女性誌、一般誌、講演会やトークショー、イベントなど広く活動中。
ブログ「なんちゃってセレブなカーライフ」は1日約20万アクセスの人気を誇る。
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
日本ボート・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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