デミオが起こすディーゼル革命(2/3)

クリーンディーゼルはパワーだけでなく運転も“楽”

カーライフエッセイスト吉田 由美

吉田 :
新しいデミオは、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジン、どちらでもマニュアルトランスミッション(以下MT)とオートマチックトランスミッション(以下AT)が選べますよね。

中谷 :
あと、それぞれに4WDも選べるね。

吉田 :
普段あまりMTに乗ることがない女性の中には、MTは坂道発進失敗しないかな?とか緊張しちゃう方も多いんですよね。

中谷 :
でも最近は、ヒル・ローンチ・アシスト機能がついていたり、特にディーゼルの場合はトルクがあるから、坂道でもエンストする心配が少ないよね。

吉田 :
ディーゼルのMTって、トルクがあるから、本当は楽なんですよね。

レース&テストドライバー/自動車関連コンサルタント中谷 明彦

中谷 :
そうそう、ディーゼルだったら2速発進ができて、そのまま2速から4速に入れて、街中はずっと4速で走るみたいなちょっとルーズな走り方も可能ですよね。

吉田 :
MTでも、ずいぶんと楽な運転ができるんですよね。

中谷 :
とっても楽だよ。ちょっとスポーティに走ろうと思えばヒール・アンド・トウも使えるし、本当に新型デミオには万能性を感じましたね。

吉田 :
ATも、MTに負けない乗り味でしたね。

中谷 :
僕はATにちょっとこだわりがあるんです。エンジンが空回りしているような感じを抑えるためにロックアップっていう装置があるんですが、普通は4速とか5速とか高いギアでロックアップさせるんです。でもマツダのオートマチックトランスミッション“SKYACTIV-DRIVE”は、1速から全てのギアがロックアップ機構になっているので、動き出したらすぐロックアップに入る。その感触がいいんです。

DEMIO

吉田 :
つまりダイレクト感があるってことですよね。

中谷 :
そう、MTでクラッチをつないだ時のような直結感を味わえるんです。だからこの新型デミオのATもいいですよ。あとね、ちょっと専門的になっちゃうんですが、サスペンションのチューニングがすごく的をいていました。

吉田 :
確かにストレスがない乗り心地でした。

中谷 :
フロントサスペンションはストラット式で、リアはトーションビーム式、このクラスでは主流の方式なんですが、その取り付け角度や位置を工夫することで、従来よりも安定性がとても良くなっているんです。ショックアブソーバーも位置も少しずらしているんですが、その辺りのマツダの技がね、、、“マツダは分かっているな!”と思いましたよ。

吉田 :
細かいことをやっているんですね。

中谷 :
ヨーロッパ車が、よく“走りがいい”って言われる所以は、そういうチューニングの部分をしっかりやるからなんです。マツダも、その辺りのヨーロッパの情報をしっかり日本へフィードバックして、同じ着目点で作り込んでいる。だからドイツなどで、マツダ車の評判が高いのかもしれませんね。

※画像のデミオはプロトタイプです。


  

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