ロードスター RF 開発物語 Vol.2 1/2

共創の力が生んだ、
ロードスターの新しい価値。

エクステリアデザイナー
南澤 正典

“だれもが、しあわせになる”。初代から大切に育み続けてきたロードスターの魂を受け継ぎ、ロードスター RFは開発されました。
意のままにクルマを走らせる歓びをあらゆる人に感じてもらいたいと願い、完成させたロードスター RFの開発の物語をご紹介します。

美しきもの、機能的なるもの。
共に豊かに満たす至高の存在を求めて。

ロードスターのエクステリアデザインを担当した南澤正典は、マツダではちょっと知られたバンドマンです。彼は、ストラトキャスターというタイプのギターを愛用しています。南澤はそのギターに、音楽と一体になる媒介としての真理を見つけたのだと言います。

エクステリアデザイナー 南澤正典

“人馬一体”を実現するデザインとは何か。常にそのことを念頭に置きながら、ロードスターをデザインしてきたんです

「手にしたときに自然に身体に沿うシェイプ、思い描いた通りの演奏を適えてくれる操作系の配置、表現力豊かな音色、そして一目でそれだと分かる個性的で飽きのこないデザイン。楽器は音楽を奏でてこそ、その価値を発揮するものだと思うんです。置物ではないので、眺めていて美しいというだけではダメです。」

「私は、自動車のデザインにもまったく同じことが当てはまると考えています。"人馬一体"を実現するデザインとは何か。常にそのことを念頭に置きながら、ロードスターをデザインしてきたんです。」

デザインのマジックを駆使し、新しいロードスターを世界へ。

『デザインにはマジックが潜む』。
南澤をこの道に惹き寄せたのは、高校を卒業する頃に出会ったこの一言でした。

「雑誌の中に見つけた言葉です。平面をより美しい平面に見せるためには、わずかに膨らみをもたせることが肝心…というようなことが書かれた記事でした。もともと絵を描くのが好きだったこともあって、自分はこの道へ進もうと決めました。創造する気持ちを刺激するロマンを感じたんです。」

「ロータリーエンジンが大好きだった兄の影響もあって、マツダこそ本物のスポーツカーを作っているメーカーだと思い、マツダに入りました。以来、いろいろな勉強をさせてもらいながら、ベリーサや3代目ロードスターのエクステリアデザインに係わることができました。新しいロードスターの開発が決まって、エクステリアデザインのリーダーを打診されたときは、本当にうれしかったです。開発の初期からどっぷりと係わる最初のスポーツカーでしたから。」

ロードスター

機能と美しさを極めたデザインに立ちはだかる大きな壁。

機能と美しさを極めたデザインに立ちはだかる大きな壁

シートに座り、周りを見渡すだけで一体感を覚えるシェイプ。走り出せば動きとともに光の束が美しく流れていくボディの造形、操作のしやすさを感じさせる工夫されたディテール。そして、飽きのこない普遍の美しさ。
早々に、南澤は、愛用のギターがもたらしてくれるような音楽との一体感をクルマでも感じられるよう、そのフォルムをまとめあげました。もう十分にデザインのマジックを披露したと言ってもいい、機能と美しさを兼ね備えるデザインでした。

けれども、デザインと機能の頂点を極めたロードスターの限られた格納スペースに、硬質なリトラクタブルハードトップをすべて格納することは、越え難い大きな壁でした。複雑な構造を持ついくつものアイデアが、ルーフが動く3D映像としてコンピュータ上で再現され、美しさと共にあるハードトップの分割方法が何通りも検討されました。

* サイト内に登場するロードスター RFは海外仕様車になります。一部の仕様が日本仕様車と異なりますので予めご了承ください。


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