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ニュースリリース

第1890号

2007年03月22日


マツダ、新中期計画「マツダ アドバンスメント プラン」を策定

 マツダ株式会社(以下、マツダ)は10年先を見据えた長期戦略に基づいた2007年度から2010年度までの4年間を対象とする新中期計画「マツダ アドバンスメント プラン(Mazda Advancement Plan)」を策定した。マツダは2010年までの4年間をモノ造り革新を中心とする構造改革を加速し、将来に向けて前進(アドバンス)する期間と位置付け、成長軌道を持続させつつブランド価値とビジネス効率の向上に注力していく。

 

 マツダの井巻久一代表取締役会長兼社長は「マツダモメンタムにおいて、マツダは勢いを持続させつつ、将来の本格的な成長のための基盤づくりを実施してきた。将来の飛躍に向けてやるべきことは明確である。フォードとのシナジーを深化させ、ブランド価値の向上とビジネス効率を追求する。そして新中期計画マツダ アドバンスメント プランで掲げる2010年度の3つの数値目標、世界販売160万台以上、営業利益2000億円以上、営業利益率6%を目指し、配当性向についても安定的な配当を実施し、着実な向上を図っていく」と語った。

 

 フォードとのシナジーについては、既にあらゆる分野で協業を進めているが、引き続きトッププライオリティーでフォーカスし、さらなる「Win-Win」の関係を築いていく。ブランド価値については、「商品」、「品質」、「顧客ロイヤリティーの向上」に重点をおき、これまで進めてきた”Zoom-Zoom”に体現されるマツダのブランドをさらに進化させる。またビジネス効率については、「基軸モデルへの注力」、開発・製造・購買領域一体となって商品の競合力と製造の効率性を飛躍的に向上する「モノ造り革新」、「コストの最適化」に重点をおき、マツダの将来の飛躍に向けた構造改革を加速させていく。

 

<新中期計画の概要>
1.2010年度目標

グローバル小売台数 160万台以上
連結営業利益 2,000億円以上
連結営業利益率 6%
配当性向 着実な向上

 

2.目標実現のための主要施策
(1)ブランド
1)北米市場:
・ お客様の声を反映した商品力強化とあらゆるタッチポイントでの顧客満足度の改善
・ ブランド戦略に沿った次世代店舗の展開加速と専売店での販売効率向上
・ マーケティング施策強化による若年層顧客基盤の構築
・ 米国・カナダのディストリビュータの100%子会社化

2) 日本市場:
・ 登録車ボリュームセグメントにおける商品力強化
・ 首都圏を中心とした空白エリアへの出店加速と販売会社の収益力強化
・ ブランド戦略に沿った次世代店舗への移行
・ 保有期間を通じた顧客満足度の追求

3) 欧州市場:
・ パワートレイン強化による顧客満足度の向上
・ 主要成熟市場での収益維持に向けた、販売効率の改善と都市圏への出店加速
・ 新興市場への選択的参入

4) 中国市場:
・ 南京工場のスムーズな立上げと安定操業
・ 販売台数30万台/年をサポートする販売網の整備
・ 商品の効率的な導入

5)アセアン・オーストラリア:
・ アセアン諸国における商品ラインアップの強化とオーストラリア市場へのCX-7、CX-9導入
・ 成長地域で大都市を中心とした販売力の強化
・ アセアン販売統括会社の強化とオーストラリアでの顧客満足度向上

 

(2)商品&技術
1) 今後4年間で、前同期間比30%増の研究開発投資と、前同期間比50%増の設備投資
2) 現在の基軸モデルの進化と新たなビジネス基軸モデルの育成によるビジネス構造の強化
3) 進化させた"Zoom-Zoom"による次世代商品群(2011年以降)に向けた先行技術開発の加速

 

(3)生産体制
1) 国内生産能力増強:
・ 本社工場(広島)31千台、防府工場67千台増加し、国内の定時生産能力を99万6千台に増加
・ エンジン生産能力も同時に増強

2) 海外生産拠点:
・ 中国南京工場− 進化したマツダ生産方式の導入・スムーズな立上げ
・ AAI(米国)・AAT(タイ)− 品質・コスト競争力の向上

3) 将来の能力拡大方針:
・ モノ造り革新の推進により品質・コスト競合力のある変種変量生産を可能にする
・ 各市場での販売力を構築した上で、販売力とバランスの取れた海外生産能力を構築
・ 国内生産能力を維持し、日本の技術力を他地域へ移転する

 

(4)人材育成
1) One Mazdaとして成長をドライブするグローバルな人材の育成と活用
2) 現場を支える人材の育成
3) ひとりひとりが生き生きと働く環境・風土の醸成

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