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ニュースリリース

(ご参考)

2007年09月28日


マツダ財団 2007年度の研究助成を決定

 財団法人マツダ財団(理事長 山内 孝)は、2007年度の研究助成を決定した。

 

 今年度は、全国の大学・研究機関等から347件の応募があり、その中から「科学技術振興関係」として公募30件に助成金額3,300万円を、また「青少年健全育成関係」として公募7件に助成金額500万円の研究助成を決定した。合計37件、総額3,800万円で、昨年度より100万円増額となる。

 

 今年度の事業は、次のとおり。

1.  科学技術振興関係の研究助成は、科学技術の発展に寄与する優れた30件の研究に決定した。助成金額は3,300万円。マツダ財団では従来から、次世代を担う若手研究者および未来を開く芽となる萌芽的研究に優先的に助成を行っており、今回、40歳以下の若手研究者への助成割合は87%で、過去最高の比率となっている。また、マツダ財団が重点をおく「循環・省資源に貢献する研究」では、次世代の動力源として期待されている固体高分子形燃料電池の実用化に向けて寒冷時での問題解決を目指す「氷点下起動時における燃料電池多孔質電極内水分の凝結・凍結挙動の3次元計測と能動制御技術の開発」(京都工芸繊維大学)、次世代の太陽電池として注目されている色素増感太陽電池の材料として重要な酸化チタンの新しい成膜化技術の創出と発電変換効率の大幅な向上を目指す「大気圧非平衡マイクロ波プラズマジェットによる新型太陽電池材料の開発」(大分工業高等専門学校)、廃熱エネルギーの有効利用という観点から高効率の熱電素材を創製するための具体的な指針の提唱を目指す「カゴ状結晶におけるゲスト原子の振動による熱電抑制機構の研究」(広島大学)など21件が選ばれている。

 

2.  青少年健全育成の研究助成では、助成7件、助成金額は500万円。昨年度に引き続き、青少年健全育成にかかわる市民活動の活性化に役立つ実践的な研究を助成対象とした。「河川環境モニタリングを取り入れた地域住民主体の児童対象環境学習プログラムの開発」(北九州市立大学)、「科学体験活動普及に向けた市民・行政・教育機関一体型のコミュニティ形成と実践によるその評価−科学教育都市・東広島の実現に向けて−」(近畿大学)、「青少年自然体験活動リーダーのリスク知覚能力の評価とリスクマネジメント能力向上トレーニングの開発に向けての研究」(関西学院大学)、「思春期の子どもの自信力と自立との関係:自己決定、家事、ボランティア活動を通じての自立訓練と自信力向上」(慶応義塾大学)、青少年の健全育成のための、地域的社会的支援についての検討−育児に関する母親と保育士の心理学的適応に着目して−」(広島国際大学)、「各年齢期の『自然体験活動における達成すべき課題』に関する研究〜発達段階別の自然体験活動プログラムに着目して〜」(国立信州高遠青少年自然の家)、「創造的表現を促進するための美術館展示の開発とその効果の検討」(東京大学)に決定した。

 

 なお、2008年度青少年健全育成のための市民活動支援については、10月から広島、山口両県で募集を開始する。

 

 マツダ財団は、科学技術の振興と青少年健全育成のための助成などを行うことにより、世界の人々がともに繁栄を享受し、心豊かに生きることのできる社会づくりに寄与することを目的として、1984年10月に発足し、まもなく設立23年目を迎える。これまでの助成実績は、今回を含めて合計1,321件、11億7,640万円となっている。

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