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ニュースリリース

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2008年02月22日


マツダ、先進安全自動車「マツダASV-4」の公道走行試験を開始

 マツダ株式会社(以下、マツダ)は、2008年3月11日より広島地区において、先進安全技術を搭載した先進安全自動車「マツダASV-4」の公道走行試験を開始する。この実験は交通事故の低減を目指し、国土交通省が実施している「先進安全自動車(ASV [Advanced Safety Vehicle])推進計画*1」に基づくものである。ASVプロジェクトの第4期にあたる、このたびの実験では、車車間通信利用型の安全運転支援システムの開発を進めている。

 

 今回の実験で、マツダはASVのプロジェクトメンバー*2と合同で、データの収集・分析を行い、死角の多い交差点や見通しの悪いカーブなどにおいて、車両間の相互通信(車車間通信)を利用し、相手車両の情報を事前にドライバーに知らせることで、見落としや判断ミスを防ぎ、出会い頭事故や右折時の衝突事故、追突事故を未然に防止する安全運転支援システムを開発する。今年度は、出会い頭衝突防止支援システムの走行試験をスタートさせ、来年度から、右折時衝突防止支援システム、追突防止支援システムの走行試験に着手する計画である。

 

先進安全自動車「マツダASV-4」
先進安全自動車「マツダASV-4」

 

 ASVプロジェクトは、先進技術を利用して、より高度、より広範囲な安全運転の支援を実現し、交通事故削減に貢献することを目的として、国土交通省が主体となって、1991年度から15年以上にわたり、活動が行われている。マツダもすでにASVプロジェクトの第1期〜第3期までの実験結果を受け、ミリ波レーダーを用いて衝突の可能性がある場合にブザー等で警告したりブレーキを自動作動させる「マツダプリクラッシュセーフティシステム」や高速走行時に後方から接近してくる車両を検出する「リアビークルモニタリングシステム」など様々な先進安全技術を実用化している。第4期(2006年度〜2010年度)であるASV-4では、さらなる事故の低減に向け、ASV技術の普及を進めるとともに、通信利用型の安全運転支援システムの開発、実用化の促進に取り組んでいる。

 

 マツダは、1月から広島地区の産学官共同で、ITS*3を活用した安全運転支援技術を開発するために、道路上のインフラと自動車との相互通信(路車間通信)でドライバーが見落としがちな「死角に潜む危険」の認知支援を行う安全技術の実験をはじめている。今回のASVの公道走行試験もITSの実験と同じ場所で実施することにより、「路車間通信」と「車車間通信」の連携システムの検討を行っていく。
 マツダは、これらの実験や独自の開発を通じて、社会的課題である交通事故削減や環境負荷低減に向けてITSやASVの技術を確立し、交通環境のサステイナブルな未来へ貢献するために、安全技術の開発と進化に取り組んでいく。

 

*1  ASVに関する技術の開発・実用化・普及を促進することを目的としてスタートしたプロジェクト
*2  広島地区では、三菱自動車工業株式会社、川崎重工業株式会社、マツダが3社合同で公道走行試験を行う。
*3  ITS Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)の略であり、最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でネットワークすることにより、交通事故、渋滞、環境負荷などといった道路交通問題の解決を目的に構築する新しい交通システム。

 

(ご参考) ASV-4 ロゴ

 

ASV-4 ロゴ

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