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ニュースリリース

第1933号

2008年09月09日


マツダ、出力性能と環境性能を大幅に向上させた新型クリーンディーゼルエンジンを開発

−独自開発した世界初の触媒活性メカニズムを持つ新型DPFを採用−

 マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ガソリン車に匹敵する出力性能と環境性能を兼ね備え、大幅に進化させた新型クリーンディーゼルエンジンMZR-CD 2.2を開発し、2009年より欧州から順次導入する。

 

 新しく開発したクリーンディーゼルエンジンは、従来型のMZR-CD 2.0から排気量を1割拡大し、400N・mというクラストップレベルのトルク性能を実現しながらも、インジェクターの改善や低圧縮比化などにより低燃費を実現している。また、独自開発した世界初の触媒活性メカニズムを採用したディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の採用により、ディーゼルエンジン特有のスス(PM)の燃焼処理において処理時間を従来比で約60%効率化し、欧州の排ガス規制であるEURO5までに対応(社内測定値)している。
 さらにバランスシャフトの採用や、エンジンブロックの剛性を向上させ、ディーゼルエンジン特有の振動も大幅に低減し、すぐれた静粛性を実現している。

 

■新開発クリーンディーゼルエンジン MZR-CD 2.2 概要:

- 2.2L DOHCコモンレール ターボディーゼル
- トップクラスの高性能クリーンディーゼルエンジン
最高出力136kW(185PS)、最大トルク400N・m
- 5.6リットル/100kmの優れた低燃費
- 静粛性の大幅な向上

 

■新開発ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)

 今回開発した新型クリーンディーゼルエンジンは、ディーゼル特有のスス(PM)を効率的に後処理する技術として、マツダが独自開発した世界初の触媒活性メカニズムを持つPM燃焼触媒を用いた高耐熱性のDPFを採用。エンジン制御の精密化とともに、ススを燃焼処理するためのDPFの再生インターバルを従来品の約2倍にし、再生時間を約3分の1に短縮した。
 ススを触媒によって排出ガス中の酸素(O2)と反応させ、燃焼処理する工程では、排出ガス温度を上昇させるために、余分に燃料を使用するため、燃費を悪化させる一因となっている。
 独自開発したPM燃焼触媒はセラミックス・サポート材中の内部酸素が移動しやすく、多くの酸素を活用できるようにすることでススの燃焼処理速度を大幅に高めることに成功した。
 これにより、ススの燃焼処理に必要な燃料を節約することができ、低燃費化による二酸化炭素(CO2)の削減と排出ガスのクリーン化を両立させることが可能になる。

 

【セラミックス・サポート材・イメージ】

【旧サポート材】 【新サポート材】
旧サポート材 新サポート材

旧タイプはスス(PM)周辺の表面の酸素(O2)しか反応しない

新タイプはスス(PM)周辺の表面の酸素(O2)に加え、サポート材の中からも酸素が多く供給される


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