印刷ページを表示


環境技術

減速エネルギー回生システム

減速痔のクルマの運動エネルギーを電力として回収し繰り返し再利用するi-ELOOP

減速エネルギー回生システムとは、自動車で減速する際のブレーキ動作によって発生する運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、再び使えるように蓄電する仕組みのことを言います。エネルギー回生によって蓄電された電気は、エアコンやオーディオなどの電装部品の電力として再び用いられ、その分エンジンでの燃料消費量を低減させることができます。

i-ELOOP(アイ・イーループ)

「i-ELOOP」は、蓄電器にキャパシターを用いることで減速時のエネルギーを瞬時に大量に蓄え、素早く取り出して使用することができるマツダ独自の減速エネルギー回生システムです。効率的にエネルギーを回生・蓄電・使用することで、実用走行時で約10%の燃費改善効果が見込めます。

  • i-ELOOP搭載新技術
  • ・ 減速時の運動エネルギーを効率的に電力回生する可変(12V-25V)電圧式オルタネーター
  • ・ 回生した大量の電気エネルギーを瞬時に蓄え、効率的に取り出して使用できる、大容量電気二重層キャパシター(乗用車用として世界初採用)

走行中にアクセルOFFすると、可変電圧式オルタネーターによって減速中のクルマの運動エネルギーが電気エネルギーに変換されます。発電したエネルギーは効率よく送電と蓄電を行うため最大25Vまで高電圧化され、数秒で電気二重層キャパシターに急速充電されます(50-60km/h走行時)。キャパシターに蓄えた電気はDC-DCコンバーターで25Vから12Vに降圧され、直接電装部品の電力として使われます。

キャパシターやバッテリーに十分電気が残っている間は、アクセルがONになっていてもオルタネーターによる発電ではなくキャパシターに蓄えられた電気を使用します。市街走行時には頻繁に加減速が行われるためキャパシターに蓄えた電力が完全に枯渇する前に再び減速により充電され、走行中の車両に必要な電力はほぼ減速回生エネルギーで充当されます。このようにエンジンでの燃料を使った発電を極力抑え、効率的にエネルギー回生・蓄電・使用を繰り返すことで、実用燃費を向上させることができます。

i-ELOOPの基本動作


i-stopスペシャルサイト