
RX-8ハイドロジェンREは、高圧水素とガソリンを搭載し、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを採用した水素ロータリーエンジン車です。
2004年10月に国土交通大臣認定を受けて公道走行試験を行い、2006年2月から、環境問題に関心の高い国内の官公庁や企業を中心に計8台のリース販売を行い、イベントや業務などに活躍しています。海外ではノルウェーの水素道路プロジェクト”HyNor”(ハイノール)に参画することを表明し、2008年以降に30台のRX-8ハイドロジェンREを順次納入していく予定です。
RX-8ハイドロジェンREは、グローバルな水素社会の実現に向けて活躍し、世界中から高い評価を受けています。
- AT化と水素航続距離の延長
市場導入に備え、ミッションをAT化。イージードライブを可能にしました。また、タンクの大型化や燃費改善技術により水素航続距離は100km(10・15モード)を達成しています。
- 燃料の切り替え
水素モードで走行中に水素がなくなった場合は、自動的にガソリンモードに切り替わります。また、長距離移動や水素インフラのない地域へ移動する際には、スイッチ操作により走行中でも水素モードからガソリンモードへ切り替えることができます。モードの選択切り替えスイッチは運転席側右下にあり、水素モード時にはローター型のスイッチがブルーに点灯します。
ガソリンから水素への切り替えは、車両停止時のみ可能としました。
- ドライバーインターフェース
水素残量計、使用燃料インジケーター、警告灯などを運転席正面のメーターパネルに集中させ、視認性を高めました。
走行中は常に水素、ガソリンいずれかの燃料インジケーターが点灯し、使用している燃料を表示します。燃料切り替えスイッチは、水素走行時にのみ点灯します。
また、燃料切り替えの前後にはチャイムが鳴動し、ドライバーへ知らせます。
- デザイン&パッケージング
デザインはRX-8をベースに、ひと目見て水素ロータリー車と認識でき、かつクリーンなイメージを目指しました。
車体基本色はホワイトパールマイカとブルーのツートンカラーとし、水素REを表現したデカールとエンブレムを貼付しました。
パッケージングは、ベース車と同じく大人4人の居住空間を確保し、水素タンクを荷室に搭載しました。水素タンクの圧力は、現在の国内での水素ステーションの標準的な圧力である35Mpaを選択し、荷室内に2本搭載しました。
水素充填口は、燃料電池車に広く使われるものと同タイプのレセプタクルを採用し、ベース車のガソリン給油口と左右対称の位置に設けました。
- 主要諸元
| 名称 | マツダRX-8ハイドロジェンRE | |
|---|---|---|
| 車両 | 全長 | 4435mm |
| 全幅 | 1770mm | |
| 全高 | 1340mm | |
| ホイールベース | 2700mm | |
| 乗車定員 | 4名 | |
| タイヤ | 225/55R16 | |
| エンジン | 種類 | RENESIS水素ロータリーエンジン (デュアルフューエルシステム) |
| 燃料 | 水素及びガソリン | |
| 最高出力 | 水素使用時:80kW(109PS) ガソリン使用時:154kW(210PS) |
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| 最大トルク | 水素使用時:140Nm(14.3kgm) ガソリン使用時:222Nm(22.6kgm) |
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| トランスミッション | 4AT | |
航続距離(10・15モード) |
水素使用時:100km ガソリン使用時:549km |
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