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メンテナンス部品

エンジンオイル

エンジンオイルの役割
エンジンオイルには以下のような重要な役割があります。
エンジン

潤滑

シリンダー、ピストンリングなどの金属同士の摩擦を油膜でおさえる。


清浄

エンジン内部に発生する鉄粉や燃えかすなどの汚れを包み込む。


衝撃吸収

ピストンなどの衝撃をおさえて振動や異音の発生をおさえる。


密封

ピストンとシリンダーの間の隙間をふさぎ、パワーロスを防ぐ。


冷却

燃焼や摩擦で高温になるエンジンの熱を冷却する。


防錆

水蒸気などによる錆を防ぐ。


【豆知識】エンジンオイルの分類の見分け方
粘度記号
エンジンオイルの見分け方として、どのような環境(季節や温度)で使えるかを表す粘度記号があります。
粘度記号

粘度の特長

メリット

デメリット


低粘度オイル
(サラサラ)

・低温での始動性が良い
・燃費向上に貢献する

エンジンの保護性能は
高粘度オイルより弱い


高粘度オイル
(ネバネバ)

・高温でもエンジンをしっかり保護する
・静粛性に優れている

燃費には
低粘度オイルの方が良い


品質規格
エンジンオイルは粘度以外にも質のグレードである「API分類」、「ILSAC規格」などによって分類されています。
API規格
米国石油協会の規格で、エンジンオイルの品質を規定
ガソリンオイルでは「SN」が最新の規格で、最高グレード
API規格適合マーク
API規格適合マーク
通称「ドーナツマーク」とも呼ばれる。

ILSAC規格(International Lubricant Standardization & Approval Committee)
地球環境保全の為には、自動車メーカーとオイルメーカーの協力が不可欠なことから、制定されたガソリンエンジン規格
API規格をベースに、国際潤滑油標準化認定委員会で定めた規格で更に省燃費性が必須項目
現在「GF-5」が最新規格となっており、ILSAC適合マークは「GF-5」のみ表示可能
ILSAC規格適合マーク
ILSAC規格適合マーク
「スターバーストマーク」とも呼ばれる。

グレード

ILSAC

API


制定年度

主なポイント


GF-5

SN

2010年〜

GF-4と比較し
・省燃費性及びその持続性の更なる向上
・スラッジの生成、オイルスクリーン目詰まりを抑制し、スラッジコントロール性能を向上
・バイオ燃料適合性向上


GF-4

SM

2004年〜

従来のエンジンオイルと比べ
・環境への配慮から排ガス浄化装置に悪影響を及ぼすリン/イオウの含有量を低減
・酸化安定性の向上