「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が
「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」として
ギネス世界記録™に認定されました。
-第35回大会は「ベストカーxおと週・新音羽不夜城」が初優勝-
2024年9月21日(土)、茨城県の筑波サーキットで第35回メディア対抗ロードスター4時間耐久レースが開催されました。35回目の開催となった今大会は「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ(英名:Longest running one-make automobile racing series)」としてギネス世界記録™に挑戦すべく、全20チーム90名のドライバーが4時間の耐久レースに挑みました。
決勝レースは16:07にスタート。4時間後のゴールを目指し、全20台のロードスターが1コーナーへと飛び込んでいきます。レース序盤をリードしたのは5大会連続でポールポジションからスタートした「REVSPEED」。しかし、ハンディキャップを与えられた強豪チームはスタートから30分以内に消化しなければならないルールもあり、上位陣のポジションが目まぐるしく入れ替わる展開となりました。激しい上位争いの中、30分時点で首位に躍り出たのは、マツダの「人馬一体ロードスター」でした。
ポジションに大きな変動があったのはスタートから1時間を目前とした43ラップ目のこと。予選3番手からスタートした「ベストカーxおと週・新音羽不夜城」がトップに浮上すると後続を一気に突き放しにかかります。後を追いかけるのは「PTC CAR and DRIVER Racing」と「carview!みんから」。この3チームがその後のレースを牽引していきます。90ラップ目を過ぎた頃から小雨が降り始め、96ラップ目にウエット宣言が出されたタイミングで「carview!みんから」 が首位を奪取するものの、給油とドライバー交代のため、ピットストップしている間に 「ベストカーxおと週・新音羽不夜城」 が再び首位を奪い返します。熾烈なトップ争いが繰り広げられるなか、着実にポジションを上げてきたのは「NEKO RACING TEAM」。116ラップ目には「carview!みんから」を捉え2番手にまで浮上し、トップを走る「ベストカーxおと週・新音羽不夜城」を猛烈に追いかけていきます。
スタートから3時間が経過すると「REVSPEED」が勝負をかけペースアップ。「NEKO RACING TEAM」を捉え ると、さらにペースを上げ猛烈にトップを追いかけます。140ラップ目に40秒あった差はわずか10周で20秒の差にまで縮まります。しかし、猛烈な追い上げ虚しく「REVSPEED」が燃料切れで戦線離脱。3番手につけていた「NEKO RACING TEAM」も燃料切れ。2位争いに残ったのは「ahead OVER 50」と粘りの走りで再びポジションを上げてきた「carview!みんから」でした。目まぐるしく上位陣のポジションが入れ替わる展開の中、燃料戦略も成功した「ベストカーxおと週・新音羽不夜城」が見事逃げ切り、記念すべき35回大会でチーム初優勝を飾りました。
この瞬間、「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」にギネス世界記録™が認定されました。
認定式では、ギネス世界記録公式認定員の藤渕 文香(ふじぶち ふみか)氏から実行委員長の鈴木俊治(すずき としはる)氏に認定証が贈呈されました。その後会場にいるメンバーで記念撮影。歓びを分かち合いました。
ギネス世界記録認定文
The longest running one-make automobile racing series is 35 years and was achieved by Media Roadster 4 Hours Endurance Race (Japan) at Tsukuba Circuit in Shimotsuma, Ibaraki, Japan on 21 September 2024.
第35回大会優勝チーム
ベストカーxおと週・新音羽不夜城 | 大井貴之、武井寛史、飯干俊作、梅木智晴、尾崎俊介