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夏の暑さ対策に!車内で快適に過ごすコツは?

   

暑い時期の運転でとても気になるのは、「車内温度の上昇」ではないでしょうか?
熱気がこもった車内は、乗り込むだけでも息苦しさを感じてしまいますよね。熱中症を引き起こしたり、スマートフォンが壊れたりと悪影響を及ぼす可能性もあります。

 

今回は、炎天下での車内温度の変化とその危険性、さらに車内を涼しくするための対策をご紹介します。
ちょっとした対策で車内温度を効率よく下げて、快適なドライブを楽しみましょう。

   

炎天下で急上昇する車内温度

真夏の炎天下に駐車した場合の車内は、短時間で高温になります。どれほど危険な温度になるのか、JAF※1がデータを公表しているのでご紹介します。

   

*実験車両:黒のワンボックス、シェードなどの暑さ対策なし
※1 日本自動車連盟(JAF)ユーザーテストから引用
出典: https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer

   

車内温度の変化を測定した実験データによると、エンジン停止後に温度が急上昇し、30分で約45度に。約3時間後には55度を超え、最高57度まで車内温度が上昇しました。ほんのわずかな時間で危険な暑さに達していることが分かります。
また、エンジンをかけたままクルマを離れることも、お子様やペットによる装置の誤作動や思わぬ事故の危険性があるうえ、環境にも悪影響です。わずかな時間でもクルマから離れる時はエンジンを停止し、クルマの中に誰もいないよう注意してください。また、「車内への置き忘れ」も危険です。物によっては爆発や引火・発火を引き起こす場合もあります。

   

車内温度を短時間で下げる方法

高温になってしまった車内温度はどのように下げればいいのでしょうか?
JAF※2のテストで効率が良い方法として紹介されているのが、エアコンの「外気導入・内気循環」を活用しながら、窓を全開にして走行する方法です。車内にこもった熱をスムーズに放出させることで、効率よく車内を冷やすことができます。外気導入・内気循環のスイッチはエアコンパネル付近にあるので、下記アイコンを参考に確認しておきましょう。

   

外気導入:外気を取り入れて換気したい時や、ガラスの曇りを取る時に使用します。

内気循環:トンネル内や渋滞など外気が汚れている時や、急速に冷房したい時など、外気を遮断したい時に使用します。

   

車内温度を効率よく下げる手順

1.窓を全開にします。
2.エアコン(オート)の外気導入スイッチを押し、温度をLoに設定して走行し、車内の熱気を外に出します。
3.走行してから2分後に窓を閉め、内気循環スイッチを押し、車内を冷やします。

※2日本自動車連盟(JAF)ユーザーテストから引用
出典:https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/lowering

POINT

乗り込む前にクルマのドアを何度か開閉させることで、こもった熱を逃がし、その後エアコンを作動させることで、短時間で車内の温度を効率的に下げる方法もあります。

   

いかがでしたか?
この他にも、CLUB MAZDAでは、シートベンチレーションやリモートエンジンスタートといった、暑い季節に便利なマツダ車の機能や、夏の間に点検しておきたい冷却水の量の確認方法などを詳しくご紹介しています。ぜひログインしてご覧ください。

   

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