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愛犬と車でのおでかけを快適にするヒントを獣医師が解説! ~実態調査でドライバーの44%が愛犬の車酔いを経験~

マツダは「ひと中心」の価値観のもと、乗る人や家族をとことん想ったクルマづくりに取り組んでおり、愛犬にも快適な移動を提供することを目指しています。 そこで「愛犬と車でのおでかけ実態調査」を実施したところ、ドライバーの44%が「愛犬が車酔いをした経験がある」と回答しました。またその際に「車酔いを悪化させるおそれのあるNG行動」を46.3%のドライバーが選んでしまっているという結果となりました。
今回は、獣医師の佐藤貴紀さんに、「愛犬が車酔いしてしまう原因」の解説と、「もしも愛犬が車酔いをしてしまったら?」という視点で、予防・対処のポイントを伺いました!
多くのドライバーが日常的に直面。44%のドライバーが愛犬の車酔いを実感


愛犬の車酔い経験について尋ねたところ、44%が「ある」と回答しました。
その際に見られた主な症状としては、「よだれが出る」(40.9%)、「嘔吐する」(40.9%)、「そわそわする(落ち着きがない)」(36.4%)などが多く挙がり、いずれも3割以上の回答者が複数該当しています(複数回答)。
また、車酔いの症状が出た乗車時間を聞いた設問では、「30~60分未満」(27.3%)、「60~90分未満」(28.4%)が特に多く、約7割の愛犬が90分未満の移動で不調を訴えていたことが明らかになりました。
愛犬の車酔い経験について尋ねたところ、44%が「ある」と回答しました。
その際に見られた主な症状としては、「よだれが出る」(40.9%)、「嘔吐する」(40.9%)、「そわそわする(落ち着きがない)」(36.4%)などが多く挙がり、いずれも3割以上の回答者が複数該当しています(複数回答)。
また、車酔いの症状が出た乗車時間を聞いた設問では、「30~60分未満」(27.3%)、「60~90分未満」(28.4%)が特に多く、約7割の愛犬が90分未満の移動で不調を訴えていたことが明らかになりました。
たとえば東京から出発すると、熱海(静岡)、御殿場(静岡)、九十九里浜(千葉)、那須高原(栃木)などの近距離ドライブの定番スポットでも、休憩なしでは愛犬にとって大きな負担となる可能性があります。こうした結果からも、「愛犬の車酔い」は一部の特異なケースではなく、多くのドライバーが日常的に直面するリアルな課題であることが浮き彫りとなりました。
愛犬の車酔い対策で最も多いのは適度な休憩。一方で約46%が誤った対応を実践


ドライバーが愛犬の車酔いを防ぐために実践していることとして、最も多かったのは「適度な休憩をする」(47.0%)でした。その他にも、「加速やブレーキに気を付ける」(40.5%)「速度を一定にする」(27.5%)など、日々の運転動作の中でできる工夫を挙げる人も多く見られました。
ドライバーが愛犬の車酔いを防ぐために実践していることとして、最も多かったのは「適度な休憩をする」(47.0%)でした。その他にも、「加速やブレーキに気を付ける」(40.5%)「速度を一定にする」(27.5%)など、日々の運転動作の中でできる工夫を挙げる人も多く見られました。
車酔い後の対処としては、「車を一時停止して外に出す」「少し歩かせて気分転換をさせる」など、休憩やリフレッシュの時間を取る行動が多く取られていました。一方で、「膝の上で抱く(20.0%)」 「おやつを与える(15.5%)」など、実は車酔いを悪化させるおそれのある「NG行動」を選んでしまっているドライバーも多く、約半数(46.3%)にのぼることも明らかになりました。こうした誤った対処は、愛犬にとってかえって負担となる可能性があるため、ドライバーは正しい知識を身につけることが求められます。


さらに、車酔いを防ぐために車についていたらうれしい機能としては、「揺れを自動で軽減する走行モード(41.3%)」「室温や湿度を最適に保つ自動空調(40.0%)」が上位となりました。ドライバー自身の努力だけでなく、車側のサポート機能を求める声も高いことが分かりました。
さらに、車酔いを防ぐために車についていたらうれしい機能としては、「揺れを自動で軽減する走行モード(41.3%)」「室温や湿度を最適に保つ自動空調(40.0%)」が上位となりました。ドライバー自身の努力だけでなく、車側のサポート機能を求める声も高いことが分かりました。
約半数のドライバーが旅行を断念。その理由は「愛犬がストレスを感じそうだった」


「車での旅行やドライブに愛犬を連れていけないため、その予定を諦めた経験がある」と回答した人は、約2人に1人(51.3%)にのぼりました。また、2024年の長期休暇(年末年始、GWなど)に、「愛犬を連れて帰省・旅行をしなかった」と答えた人の理由として最も多かったのが「愛犬がストレスを感じそうだった」(33%)。次いで、「愛犬と一緒だと行動が制限されるから」(23.1%)「長時間の移動に耐えられないと思った」(22%)という回答が続きました。「せっかくの旅行だからこそ、愛犬にも楽しんでほしい」「無理をさせたくない」といった気遣いから、遠出そのものを諦める判断に至ったケースも多く、愛犬の体調や気持ちを第一に考えるドライバーの姿勢がうかがえます。
「車での旅行やドライブに愛犬を連れていけないため、その予定を諦めた経験がある」と回答した人は、約2人に1人(51.3%)にのぼりました。また、2024年の長期休暇(年末年始、GWなど)に、「愛犬を連れて帰省・旅行をしなかった」と答えた人の理由として最も多かったのが「愛犬がストレスを感じそうだった」(33%)。次いで、「愛犬と一緒だと行動が制限されるから」(23.1%)「長時間の移動に耐えられないと思った」(22%)という回答が続きました。「せっかくの旅行だからこそ、愛犬にも楽しんでほしい」「無理をさせたくない」といった気遣いから、遠出そのものを諦める判断に至ったケースも多く、愛犬の体調や気持ちを第一に考えるドライバーの姿勢がうかがえます。
獣医師が教える車酔いの原因と正しい対処法


佐藤貴紀(Takanori Sato)
獣医師、日本獣医循環器学会認定医・ハグウェル動物総合病院グループ統括院長
佐藤貴紀(Takanori Sato)
獣医師、日本獣医循環器学会認定医・ハグウェル動物総合病院グループ統括院長
1978年東京都生まれ。麻布大学獣医学部獣医学科を卒業後伴侶動物医療の道に進む。専門は循環器(日本獣医循環器学会認定医)および栄養学。現在はハグウェル動物総合病院グループ統括院長、The vet南麻布動物病院顧問、公職として東京都獣医師会理事などを務める。「一生のかかりつけ医」を推奨し人医療と同様の専門分野別治療、予防医療などに注力している。
近年は、健康の土台となる栄養学(食事の改善)にも積極的に取り組み、犬・猫用フレッシュフードの開発などを手がけている他、イベントやテレビ・雑誌などのメディアへ多数出演。9月に「獣医師が教える 愛犬のためのごはんと健康管理」(緑書房)を出版。
ー 車酔いしてしまう原因とは?
佐藤さん:動物は言葉で不調を訴えることができないため、飼い主がサインを見逃してしまい、重い症状が出てから動物病院を受診されるケースも少なくありません。典型的な症状は「呼吸が荒くなる」「よだれが増える」「嘔吐する」などですが、「ソワソワする」「欠伸を繰り返す」など、一見車酔いとは分かりにくい行動もあります。中には寝たふりをしてやり過ごそうとする犬もいるため、普段以上に注意深く観察していただきたいですね。
車酔いの主な原因のひとつは「揺れによる平衡感覚の乱れ」です。小さな体の犬ほど影響を受けやすいため、加速やブレーキを急がず、スムーズな運転を心がけてください。特に高速道路での長距離移動は小さな揺れが大きく感じられるため注意が必要です。振動を軽減する機能が搭載された車やシートを選ぶことも有効な対策のひとつです。
調査では20%の飼い主さんが「膝の上で犬を抱く」という行動を取っていることが分かりましたが、不安定な膝の上では揺れが直接伝わるため、基本的には避けた方がよいでしょう。まずは近距離のドライブから少しずつ慣らしてみるのがおすすめです。
ー もしも車酔いをしてしまったら?
佐藤さん:犬が車酔いを起こした際は、速やかに安全な場所に停車し、換気を行うことが第一です。可能であれば短時間の歩行を促し、外気に触れさせることで自律神経のリセットを図ります。症状が頻発する場合は、乗車前に酔い止め薬の投与を検討するのも有効です。あらかじめかかりつけ医に相談しておくと安心でしょう。乗車時の環境調整や早期の対処により、犬の身体的・心理的負担を軽減することが可能です。
乗り心地に関するマツダの独自技術のご紹介


MAZDA CX-5・MAZDA CX-30などに採用されている「G-ベクタリング コントロールプラス(GVC Plus)」は、カーブを曲がるときや車線変更時などに、ドライバーの操作に応じてエンジン出力とブレーキを緻密に調整し、クルマの動きをより滑らかに整えます。乗員にかかるGの変化がなめらかになることで、ドライバーや同乗者の頭部や体の揺れが抑制され、より快適なドライブを楽しむことができます。
MAZDA CX-5・MAZDA CX-30などに採用されている「G-ベクタリング コントロールプラス(GVC Plus)」は、カーブを曲がるときや車線変更時などに、ドライバーの操作に応じてエンジン出力とブレーキを緻密に調整し、クルマの動きをより滑らかに整えます。乗員にかかるGの変化がなめらかになることで、ドライバーや同乗者の頭部や体の揺れが抑制され、より快適なドライブを楽しむことができます。


キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)
MAZDA CX-60・MAZDA CX-80・MAZDA ROADSTERなどに採用されている「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」は、Gが強めにかかるようなカーブ走行時に後内輪側のブレーキを軽くかけ、車体を引き下げることで、傾きを抑えてクルマ全体の姿勢を安定させるマツダ独自の技術です。
車体の浮き上がりが抑えられるため、ドライバーだけでなく同乗している方にも安心感の高い乗り心地を提供します。
キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)
MAZDA CX-60・MAZDA CX-80・MAZDA ROADSTERなどに採用されている「キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)」は、Gが強めにかかるようなカーブ走行時に後内輪側のブレーキを軽くかけ、車体を引き下げることで、傾きを抑えてクルマ全体の姿勢を安定させるマツダ独自の技術です。
車体の浮き上がりが抑えられるため、ドライバーだけでなく同乗している方にも安心感の高い乗り心地を提供します。
その他にも、「技術って、愛だ。」というメッセージのもと、クルマに乗るすべての人たちにとって快適で安心な移動体験に寄与するマツダの技術をご紹介しています。是非ご覧ください。


ハンドルを握ったら、気持ちよく走ってほしい。
駐車場では恋人のように、見とれてほしい。
旅行帰りの子どもには、安心して眠ってほしい。
助手席専門の人にだって、ワクワクしてほしい。
クルマをつくるだけじゃない。
みんなの笑顔をつくるために、
技術はあると信じているから。
今日もMAZDAはとことんやる。
一台に、持てるすべてを注ぎ込んで。
技術って、愛だ。
ハンドルを握ったら、気持ちよく走ってほしい。
駐車場では恋人のように、見とれてほしい。
旅行帰りの子どもには、安心して眠ってほしい。
助手席専門の人にだって、ワクワクしてほしい。
クルマをつくるだけじゃない。
みんなの笑顔をつくるために、
技術はあると信じているから。
今日もMAZDAはとことんやる。
一台に、持てるすべてを注ぎ込んで。
技術って、愛だ。
マツダは、ブランド体感施設「MAZDA TRANS AOYAMA(マツダ トランス アオヤマ)」にて、2025年11月16日(日)から2025年12月7日(日)までの4週間、毎週日曜日限定で愛犬と共に楽しめるドッグカフェを開催※1いたします。ぜひこの機会に愛犬と心地よい時間をお過ごしください。
※1 ドッグカフェをご利用いただけるわんちゃんには制限があります。留意事項は限定イベントサイトをご確認ください。
―マツダスタッフよりー
私たちも愛犬と一緒にドライブを楽しむことがありますが、今回のアドバイスはとても勉強になりました。愛犬と過ごすひとときも、“走る歓び”のひとつだと私たちは考えており、「技術って、愛だ。」という想いには、大切な家族であるペットへの思いやりも込められています。この記事を参考に、愛犬とのドライブがもっと快適で安心な時間になりますように。ぜひ、この記事を参考に、愛犬とのカーライフを楽しんでいただけるとうれしいです!
※愛犬は、クレートやペット用シートベルトを使用するなど、安全な方法で乗車させるとともに、走行中はすべての同乗者の安全に配慮し、関係法令を遵守してください。
愛犬と車でのおでかけ実態調査の詳細
- 調査対象者:犬を自宅で飼育している20歳~69歳の男女
- 調査地域 :東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県
- 調査期間 :2025年7月24日(木)~2025年7月28日(月)
- 調査人数 :400名
- 調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社ネオマーケティング
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