シートが支える“人馬一体”。
どんな時も楽しめるシートを求めて。


走りを楽しくするシートとは。その答えを追求し続けて。
一口にロードスターの走りといっても、お客様が思い描くシーンはさまざまです。海岸線を気持ちよく流す。峠をリズムよく駆け抜けていく。まさに百人百様の楽しみ方があり、それがロードスターのいいところですよね。ロードスターならではの“人馬一体”の走りを、峠でも街中でもどこでも楽しんでいただきたいというのが我々の想いです。この“人馬一体”という、人とクルマが心まで通じ合う状態にするためは、シートは重要なヒューマン・マシン・インターフェイスだと考えています。そのためには、体をしっかり安定させて、クルマの挙動を腰やお尻で感じられる状態にすることが大切です。座った瞬間、ドライビングポジションがピタッと決まり、まるであつらえた服のようにフィットし、体を優しく包み込む。スポーツ走行でのコーナリング時には、姿勢を崩さないことだけに重点を置くのではなく、低いGでは優しく、高いGでも広い接触面でしっかりと腰や上体を支えるという、ホールド性と快適性の両立を狙いました。各コーナリングGに応じた適切なサポート感を、体で実感していただけると思います。お客様の思い描く走りを楽しんでいただくために、今回は今までにない発想で新しいシートを提案しています。このシートで笑顔になるお客様が増えたら、本当にうれしいですね。
バネを使わず、ウレタンに頼らない。
ブレークスルーを生んだ大胆な発想。


ロードスターの車体はとてもコンパクトで、車高も非常に低くなっています。この限られた室内空間で、ロードスターに求められるサポート性と快適性を実現しなければならないのです。単にクッションを薄くするだけでは硬い木のベンチみたいな質感となってしまい、振動がひどく、快適性どころではありません。これを解決するために今回のロードスターでは、バネを使用しない“ネットシート”を開発しました。これはシートの部位ごとにテンションの異なるネットを配し、バネを使わず最小限のウレタンのみで、運転に必要なサポート性能とコンフォート性能を両立させるというものです。これによってシートのコンパクト化、そして大幅な軽量化を達成することができました。
ロードスターの車体はとてもコンパクトで、車高も非常に低くなっています。この限られた室内空間で、ロードスターに求められるサポート性と快適性を実現しなければならないのです。単にクッションを薄くするだけでは硬い木のベンチみたいな質感となってしまい、振動がひどく、快適性どころではありません。これを解決するために今回のロードスターでは、バネを使用しない“ネットシート”を開発しました。これはシートの部位ごとにテンションの異なるネットを配し、バネを使わず最小限のウレタンのみで、運転に必要なサポート性能とコンフォート性能を両立させるというものです。これによってシートのコンパクト化、そして大幅な軽量化を達成することができました。
座った瞬間にレカロとわかる。
刺激的な走りが楽しめる、もうひとつの個性です。


RSグレードには、より積極的な走りを楽しめる、レカロ社と共同開発したシートを採用しています。開発開始時、ロードスターの超コンパクトなパッケージングにどうシートを収めるか、苦労がありました。でも、彼らのプロフェッショナルな技術と私たちのこだわりで、乗り越えることができました。シートに座った瞬間は、『ああ、この骨盤を積極的に支える感覚は、まさしくレカロシート!』って思いました(笑)。ワインディングでも、剛性感のある横方向のサポート性能が、レカロシートに対する期待値を裏切りません。ステアリングやシフトの操作性を損なわずに、より高い横Gでも体を保持してくれます。いくらでも刺激的な走りを楽しめる。そんなレカロシートがもたらす走りを存分に味わっていただきたいと思っています。
RSグレードには、より積極的な走りを楽しめる、レカロ社と共同開発したシートを採用しています。開発開始時、ロードスターの超コンパクトなパッケージングにどうシートを収めるか、苦労がありました。でも、彼らのプロフェッショナルな技術と私たちのこだわりで、乗り越えることができました。シートに座った瞬間は、『ああ、この骨盤を積極的に支える感覚は、まさしくレカロシート!』って思いました(笑)。ワインディングでも、剛性感のある横方向のサポート性能が、レカロシートに対する期待値を裏切りません。ステアリングやシフトの操作性を損なわずに、より高い横Gでも体を保持してくれます。いくらでも刺激的な走りを楽しめる。そんなレカロシートがもたらす走りを存分に味わっていただきたいと思っています。
- 画像は2015年発売当時の仕様です。