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デザイナーに聞く!開発秘話#1
MAZDA2用品パッケージ「ROOKIE DRIVE」
MAZDA2の3つの用品パッケージ。
そのひとつ「ROOKIE DRIVE(ルーキードライブ)」は、初めてクルマをご購入される方をイメージしたコーディネートです。
「初めてのクルマに軽自動車を選ぶ方もいると思いますが、MAZDA2を選び、しっかり走りを楽しみたい。自分らしいカーライフのスタートを飾りたいという方に向けた世界観を表現しています。」
どのような発想でこのパッケージデザインが生まれたのか。「ROOKIE DRIVE」を担当したデザイナーの石川にデザインの経緯や想いを聞きました!
若手デザイナーが集まって案出しからスタート


新しいMAZDA2は特に若いお客様に選んでいただきたいという想いがあり、デザイン本部の若手デザイナーが集まって、デザイン検討をスタートさせました。
エクステリア、インテリア、カラーなど領域の異なるメンバーで、デザイン案を考えるという初めての試みです。
新しいMAZDA2は特に若いお客様に選んでいただきたいという想いがあり、デザイン本部の若手デザイナーが集まって、デザイン検討をスタートさせました。
エクステリア、インテリア、カラーなど領域の異なるメンバーで、デザイン案を考えるという初めての試みです。
「さまざまなパターンのデカールを検討しましたが、既存のデザインに似ていたり、スポーティになりすぎたり…案はたくさん出たのですが、メンバーそれぞれ初めて担当する領域なのでイメージを固めていくのに難航しました。
実際にメンバーでフィールドワークをして、自分たちの好きなものをディスカッションしながら、具体的な世界観をイメージしていきました。」
気軽にアレンジできるデザインにしたかった
「最初はカチッとしたスポーティなテイストを検討していましたが、メインカラーのエアストリームブルーメタリックを選ばれるのはどんなお客様だろうか…。初めて選ぶクルマでも走りやモノにこだわりがある方がいらっしゃるんじゃないかと考え、自分好みに気軽にアレンジできるデザインにしたいと思いました。そういう想いで『ROOKIE DRIVE』と名付けました。能動的に楽しむという意味も込めています。」
「ROOKIE DRIVEはパッケージになっていますが、ホイールだけとか一部だけでも選択いただきたいという想いもあり、単体でもアレンジを楽しめるように、ひとつひとつのデザインを考えました。」
レーシングオレンジのアクセントがしっくりきた
さらにお客様のイメージを深堀して、イメージビジュアルを作成していったそうです。


「ROOKIE DRIVEのメインカラーとなる新色の『エアストリームブルーメタリック』を見た時に、この色に映えて、かつ、さわやかなカラーリングにしたいと考え、アクセントカラーにオレンジを取り入れました。
いろんな色味のオレンジを検討していくなかで、レーシングオレンジ(マツダロードスター30周年記念車のボディカラー)が一番しっくりきました 。」
「ROOKIE DRIVEのメインカラーとなる新色の『エアストリームブルーメタリック』を見た時に、この色に映えて、かつ、さわやかなカラーリングにしたいと考え、アクセントカラーにオレンジを取り入れました。
いろんな色味のオレンジを検討していくなかで、レーシングオレンジ(マツダロードスター30周年記念車のボディカラー)が一番しっくりきました 。」
軽やかなスポーツカーをイメージ


「デカールデザインを考える際、ストライプをボンネットまで通せばすごくスポーティですが、ROOKIE DRIVEを選んでいただくお客様はもう少しさり気ないほうが良いのでは、と考え、ボンネットには入れませんでした。
チェッカーも規則正しく入れるのではなく、リズムをつけながら細いラインからチェッカーに変化させ、軽やかなスポーティさを表現。
やりすぎてしまわないよう、『これなら自分にも合うかも!』と思っていただけるバランスに注意してデザインしました。」
「デカールデザインを考える際、ストライプをボンネットまで通せばすごくスポーティですが、ROOKIE DRIVEを選んでいただくお客様はもう少しさり気ないほうが良いのでは、と考え、ボンネットには入れませんでした。
チェッカーも規則正しく入れるのではなく、リズムをつけながら細いラインからチェッカーに変化させ、軽やかなスポーティさを表現。
やりすぎてしまわないよう、『これなら自分にも合うかも!』と思っていただけるバランスに注意してデザインしました。」
ワンポイントでも好きな組み合わせを楽しんでいただきたい
最後にお客様に向けたメッセージを聞きました。
「商品改良によってMAZDA2はより親しみやすく、自己表現を楽しめるクルマになったと思います。アレンジ無しの状態でもかっこいいですが、何かワンポイントで自分好みの組み合わせを探して、楽しんでいただけるとうれしいです。」