- こぼれ話
モータースポーツ初心者が体験
気軽に楽しめる「ジムカーナ」とは?
モータースポーツと聞くと「猛スピードでサーキットを周回して順位を競い合う」、そんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実はモータースポーツにもさまざまなジャンルがあり、皆様が普段乗っている愛車で、気軽に参加できるモータースポーツもあります。
今回は「MAZDA FAN FESTA 2024 IN TOHOKU」で開催された、モータースポーツ初心者の方々向けのジムカーナ体験「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE特別編」に参加し、プロドライバーの猪爪 杏奈(いのつめ あんな)さん、河本 晃一(かわもと こういち)さんへのインタビューを交え、魅力をご紹介します!
そもそもジムカーナってなに?
ジムカーナとは一般公道とは隔離された広い駐車場のような舗装路面で行われるタイムトライアルです。
レースのようにコース上に何台ものクルマが走って競い合うのではなく、単独でタイムアタックを行い順位を付けます。
また、ジムカーナは比較的低い速度で競技を行うので、安全にドライビングテクニックを学べ、モータースポーツの第一歩として楽しむことができます。
■猪爪さん
自分がレースに挑戦する前に運転の基礎を学んだのがジムカーナでした。今日は皆さんと一緒にクルマ遊びができるのを楽しみにしてきました。
■河本さん
「走る・曲がる・止まる」の基本的な操作をとことん突き詰めることがジムカーナの面白さです。
レース仕様車ではなく、普段使いのクルマで誰でも気軽に参加できるので、モータースポーツの第一歩にぴったりです。ジムカーナを楽しいなと思ったらさまざまなモータースポーツに触れてもらいたいです。
ジムカーナを体験してみた! ~コース下見~
普段はロードスターに乗っている私(マツダスタッフ)が初めてジムカーナを体験してみます。
通常では、「受付・ゼッケン貼付け」→「慣熟歩行(歩いてコースを確認すること)」→「開会式・ルール説明」→「練習走行1回」→「本番走行2回」→「表彰式」の流れで実施します。
受付を済ませて早速、スタート地点からゴール地点まで順に歩いてコース確認をしました。コーンがたくさん並んでいて、想像以上に間隔が狭くてびっくり!
下見では、実際の運転操作をイメージしながら、走行するコースを考えて歩きます。より実践に近い形で下見を行うために、運転席側(右または左寄り)を歩くことがポイントです。
最初にコースを覚えることが一苦労でしたが、アドバイザーの方が丁寧に説明してくれるおかげで、「早く体験してみたい!」という気持ちになりました。
ジムカーナを体験してみた! ~練習・本番走行~
開会式が終わったら、練習走行がスタートします。今回は練習走行が2回ありました。
スタート地点でフラッグが振られ1台ずつ走行します。今回の参加者には初心者の方もいらっしゃいましたが、 みなさんスイスイと運転されていました。
いよいよ私の番がやってきました。実際に走ってみると一般道では感じられないスピード感を体験できました。8の字を描くように運転する箇所のハンドリングが難しかったですが、2回目の走行では少し余裕もできて、「本番走行ではもっとこんな運転をしたい!」とイメージを膨らませることができました。
いざ本番へ。
練習走行では38秒でしたがミスコースをせずにゴールできました。さらに本番では32秒でゴールし、6秒もタイムを縮めることができました!
参加者の中には30秒以内で走りきる方もいらっしゃって、みなさんとても良い笑顔で楽しんでいました。
本番走行後には特別に猪爪さん、河本さんが参加者の運転に同乗し、アドバイスをいただく時間も。
初心者の私にもわかりやすく、タイムを縮めるためのテクニックを教えてくれるので、とても勉強になりました。
普段乗っている愛車で気軽に参加できますし、モータースポーツ初心者でもアドバイザーや参加者の方々と温かい雰囲気で楽しめました。短い時間でも運転の上達を感じたのでまたぜひ参加してみたいです!
いかがでしたか?
モータースポーツを少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。
「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE」は今年、茨城県の筑波サーキットで3回、広島県のタカタサーキットで1回の開催が決まっています。気になった方はぜひ、参加してみてくださいね。
■「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE」に関して詳しくはこちら(外部サイト)
https://www.zummyracing.jp/gymkhanaexperience
*撮影のため、特別に事務局の車両で走行しています。
(2024年4月 取材撮影)
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