カーオーナーであれば一度はドライブしてみたい場所として、『日本の道100選』に選ばれた福島県の磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン。吾妻連峰を縫うようにして作られた山道は、カーブを曲がるたびに絶景と出会えます。日本離れした圧巻の景色を楽しむドライブを中心に、果物狩りやお土産スポット、足湯など、1日で巡ることができる、福島を楽しむドライブルートを紹介します。
ご提供:一般財団法人 自然公園財団 浄土平支部
ドライブ
カーオーナーであれば一度はドライブしてみたい場所として、『日本の道100選』に選ばれた福島県の磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイライン。吾妻連峰を縫うようにして作られた山道は、カーブを曲がるたびに絶景と出会えます。日本離れした圧巻の景色を楽しむドライブを中心に、果物狩りやお土産スポット、足湯など、1日で巡ることができる、福島を楽しむドライブルートを紹介します。
フルーツ王国の福島で旬の味覚狩りを楽しむ
福島市は全国でも有数の果物の産地です。市内には、フルーツライン(県道5号)、ピーチライン(国道13号)があり、その通りには観光果樹園や直売店が点在しています。せっかく福島へドライブに出かけるなら旬の果物を堪能してみませんか?
今回ご紹介する「まるせい果樹園」もピーチライン(国道13号)沿いにあります。有機肥料を使い、減農薬を心がけている「まるせい果樹園」は、6月のサクランボに始まり、桃、梨、ぶどう、12月のりんごまで、季節ごとに旬の果物狩りが楽しめるスポット。
収穫のコツや食べごろの果物の見つけ方など、お店の方に聞いてみるのがおすすめです。
例えば、甘くて美味しいサクランボの見つけ方はこちら。
また、実をとるときは軸から取らず実だけをとるようにしましょう。完熟の実は軸からすぐに抜けます。
果物狩りは30分で取り放題、食べ放題です。慌てずにじっくり楽しんでくださいね。
また敷地内にはまるせい果樹園直営のカフェ「森のガーデン」があります。ここでは、ここでは採れたての季節のフルーツをふんだんに使用したパフェやスムージー、季節のデザートプレートなどをいただくことができます。
![]() | まるせい果樹園 佐藤さん 「サクランボ狩りの季節には、収穫前の桃の実を見ることができます。果物狩り来ていただいたときには、収穫とともに別の果物が育っていく様子も見ていただけたらうれしいです。」 |
愛情を込めて育てられた果物は、瑞々しく香りたつ甘さが感じられます。収獲できる果物は時期によって異なるので、Webサイトで最新情報をチェックしてからお出かけしましょう。
住所: 福島県福島市飯坂町平野字森前50-1
駐車場:大型車 10台 普通車 80台(無料)
営業時間 果物狩り:9:00~16:00
森のガーデン:10:00~16:00(土日祝 17:00まで)
新緑が眩しいパノラマの絶景をドライブ
ご提供:一般財団法人 自然公園財団 浄土平支部
磐梯吾妻(ばんだいあづま)スカイラインは、吾妻連峰を縫うようにして作られた、福島市の高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長約29km、最高標高1,622mの山岳観光道路です。山並みや渓谷、荒々しい岩肌など、カーブを曲がるごとに心を震わせる絶景が広がります。
福島方面から南下するルートで向かうと、高湯温泉辺りから磐梯吾妻スカイラインが始まります。つばくろ谷、天狗の庭などの名所を通過し、ヘアピンカーブを上っていくと、火山性ガスの影響で白くなった岩肌の山々が見えてきます。そこからしばらく走ると、一気に壮大な風景が広がる場所が現れます。
正面に吾妻小富士が見える直線の道は、異国情緒が漂う圧巻の風景。吾妻山から流れ出た溶岩が冷えてできた荒地と湿地帯は、その景色から「日本のアリゾナ」と呼ばれることも。直線の道を終えると、吾妻小富士に沿って走る、つづら折りの道 涅槃坂(ねはんざか)が現れます。日常では体験することのできない、連続するヘアピンカーブの坂を上ると、浄土平(じょうどだいら)駐車場が見えてきます。駐車場に入って、ドライブの休憩をしながら景色を眺めてみましょう。
道の途中には景色を眺められるように、ところどころクルマを停車するスペースも用意されているので、写真撮影を楽しむことができるのも魅力のひとつです。
磐梯吾妻スカイラインのちょうど中間地点に位置する「浄土平」。
浄土平駐車場には、食事やお土産の購入ができる浄土平レストハウスや情報収集に便利な浄土平ビジターセンターなどがあります。
おすすめは吾妻小富士の散策。駐車場から徒歩10~15分で火口まで行くことができ、周辺の景色を楽しむことができます。その他湿原を散策するコースもあります。
吾妻小富士・火口壁
火口壁に続く丸太の階段を登って約10分で火口に到着。火口壁からは大きな噴火口を間近に覗くことができ、浄土平や福島盆地など眺望も抜群。運が良ければ雲海を見ることができます。
火口の周囲は約1.5kmで、火口壁を1周ぐるりと歩くと約1時間。散策する際は、スニーカーなど歩きやすい靴を履きましょう、強風が吹く場合もあるので注意が必要です。山の日差しが強い季節は、日焼け対策も準備しておくと安心です。
浄土平湿原
荒々しい火山の迫力を体感した後は、瑞々しい浄土平湿原へ。標高約1,600mの地にある湿原の散策は緑の草原の風景や季節ごとの高山植物を楽しむことができます。
湿原へは、浄土平ビジターセンターの脇の木道から散策コースが始まります。散策コースは約1km、15~20分程度です。
2021年にTVで放映されていたMAZDA CX-5のCMは磐梯吾妻スカイライン・浄土平で撮影を行いました。
この道は雄大な自然を背景にクルマを走らせることができるため、映画、ドラマ、CM撮影のロケ地としても人気があります。当時のCMでは荒々しい山肌がむき出しになった山々の間を縫うようにして走る、ソウルレッドクリスタルメタリックのCX-5が印象的です。
住所: 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山(浄土平)
入館料:無料
駐車場:約300台(普通車 500円/回)
営業時間:9:00 ~ 16:00
浄土平駐車場から折り返し、高湯温泉を目指して北上し
「不動沢橋(つばくろ谷)」へ。
磐梯吾妻スカイラインの最後には展望台から大パノラマを一望。
浄土平駐車場から約7kmほど進んだところに位置する『つばくろ谷駐車場』からは、高さ約84mの不動沢橋を眺めることができます。不動沢橋は遊歩道もあるので橋の上を散策することも可能。つばくろ谷は、作家の井上靖氏が名づけた「吾妻八景(白樺の峰、つばくろ谷、天狗の庭、浄土平、双竜の辻、湖見峠、天風境、国見台)」のひとつです。
福島のお土産から地元グルメも楽しめる休憩スポット
*写真提供:道の駅ふくしま
磐梯吾妻スカイラインで絶景ドライブを楽しんだ後は、フルーツライン(県道5号)沿いにある「道の駅ふくしま」でちょっと一息。ここは吾妻連峰を見渡すロケーションにあって、自然豊かな景観も魅力的なスポット。福島県産の新鮮な食材を使用したグルメや地元ならではの特産品なども取り揃えています。
レストラン「あづまキッチン」では福島県産の食材を使ったメニューや郷土料理を味わることができ、直売所ではバイヤーが厳選した生鮮食品や総菜、スイーツなど、目で見ても楽しいお土産が並びます。また道の駅ふくしまのロゴにも使われている、吾妻小富士の山肌に現れる「雪うさぎ」をモチーフにした「FRUIT FACTORY yukiusagi」のスイーツは、思わず写真を撮りたくなるかわいさです。その他屋内こども遊び場「ももRabiキッズパーク」やドッグランもあり、幅広い世代で楽しめます。
住所:福島県福島市大笹生字月崎1-1
駐車場:大型 36台 小型 276台 おもいやり駐車場 5台 二輪車 4台(無料)
営業時間:9:00~18:00(店舗によって異なります) 年中無休
飯坂温泉の源泉を使った足湯・手湯でドライブの疲れを癒す
東北を代表する温泉郷 飯坂温泉。温泉街には、手軽に“湯”が楽しめる日帰り温泉や足湯の施設が点在しています。そのひとつが、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家である「旧堀切邸」。
この施設は1775年に建てられた県内最古の土蔵「十間蔵(じゅっけんぐら)」や近代和風住宅の「主屋」など、歴史的な建物を見学することができます。ケヤキ、シャクナゲ、ハナミズキなどの花木が楽しめる庭園もおすすめ。
古の風景と美しい庭園を楽しんだ後は、施設内にある「足湯・手湯」へ。飯坂地区の源泉から引いてきたお湯を使った足湯でゆっくりとくつろぎながら、ドライブの疲れを癒しましょう。ご利用の際はタオルを持っていくと便利です。
住所:福島県福島市飯坂町字東滝ノ町16番地
駐車場:施設内に駐車場はありません。施設指定の近隣駐車場がございます。詳しくは公式サイトをご確認ください。
営業時間:9:00~21:00 年中無休
ドライブの締めくくりは、福島市のご当地グルメとして人気の「円盤餃子」はいかがでしょうか。フライパンに餃子を円盤状に並べて、こんがりときつね色に焼き上げてお皿に移せば、円盤餃子のできあがり。
旧堀切邸から約徒歩3分、飯坂温泉街のほぼ中心部に位置する「餃子照井」の円盤餃子は、餡、皮、タレ、焼き方のすべてにこだわった手づくり。福島県を訪れたときには、ぜひ食べてみていただきたい逸品です。
いかがでしたか? 磐梯吾妻スカイラインは紅葉の名所としても有名ですが、清々しい新緑の季節も観光におすすめです。
ダイナミックなカーブを曲がるたびに美しい風景と出会うドライブは、カーオーナーの醍醐味。福島県を訪れる際は、記事で紹介したおでかけスポットや地元グルメも参考に、ドライブ旅をお楽しみください。