整備士監修のもと、安全に配慮して撮影・記事制作を行っています。
この記事は2023年12月時点のものとなります。
今回の記事はガソリン車、ディーゼル車に関わる内容となります。
車種によって異なりますので、必ずメンテナンスノートをご確認ください。異常を感じたらお近くの販売店へご相談ください。
カーケア
整備士監修のもと、安全に配慮して撮影・記事制作を行っています。
この記事は2023年12月時点のものとなります。
今回の記事はガソリン車、ディーゼル車に関わる内容となります。
車種によって異なりますので、必ずメンテナンスノートをご確認ください。異常を感じたらお近くの販売店へご相談ください。
みなさんは愛車のエンジンルームをチェックしたことがありますか?
一度もエンジンルームを開けたことがないという方もいらっしゃるかもしれません。エンジンルームにはエンジンオイル、冷却水、ブレーキオイル、ウインドウウォッシャー液など、クルマに詳しくない方でもチェックできるものがあります。
今回は、カーライフを楽しむためのセルフチェック「エンジンルーム編」として、エンジンルーム内の点検とそのチェックポイントをMAZDA3をもとにご紹介します。
日頃からチェックすることで、愛車のちょっとした変化にも気づくことができます。 ぜひ参考にして、愛車のチェックを行ってみてください。
1.ボンネットを開けるときは、走行前のエンジンが冷えている状態で確認します。運転席の右下にあるボンネットオープナーを引くと、ボンネットが浮き上がります。
*ボンネットを開けるときは火傷の恐れがあるため、必ずエンジンが冷えているときに実施しましょう。
2.次にボンネットとボディのすき間に手を入れて、レバーを横に動かし、フックを外して持ち上げます。このとき、手を挟まないように気をつけましょう。
3.ボンネットのステー(黒い棒)についているパット部(先端)を、ボンネット裏面の穴に差し込めば、ボンネットを固定できます。ステーが確実に固定されていないとボンネットの重みで閉じてしまったり、ステーが変形してしまう恐れがあります。安全のためにも、ステーのパット部が確実に穴の上部に差し込み出来ているか確認しましょう。
4.ボンネットを閉めるときは、エンジンルーム内に不要なものが残っていないことを確認します。ボンネットを手で支え、ステーを持って外します。
5.ステーをクリップに戻して固定したら、ボンネットをゆっくり下ろします。
6.約20cmの高さからボンネットを静かに落として締めます。手で押して締めると凹むことがあるので注意しましょう。
7.最後にボンネットとボディのすき間がなく、確実に閉まっていることを確認します。
ボンネットを開けると、エンジン、ラジエーター、バッテリーなどさまざまな部品が確認できます。
エンジンルーム内でセルフチェックできるのは主に5項目。今回はこの5項目の点検についてご紹介します。
エンジンが停止していても冷却ファンが回転していることがあるので、エンジンルームの点検前にはエンジンルーム内の前方にある冷却ファンが停止していることを確認しましょう。
エンジンルーム内が暗くて確認しにくい場合には、ハンディライトがあると点検がスムーズに行えます。スマートフォンのライトを使う場合は、落とさないように気をつけましょう。
新品オイル(左)、半年経過したオイル(中央)、1年経過したオイル(右)
エンジンオイルはエンジン内部を循環しているオイルです。人間の血液のようにエンジン内部のすみずみまでゆきわたり、エンジン内の部品をなめらかに動くようにしたり、エンジン内部の汚れを包み込むなど、さまざまな役割があります。
エンジンオイルを交換してからしばらく経過すると、画像のように色が濃くなってきます。また、時間の経過とともに酸化し、エンジンの性能を十分に発揮できなくなるおそれがあります。
エンジンオイルは、定期的な点検を行い、必要に応じて交換が必要です。
エンジンオイルの確認方法(5ステップ)
*エンジンを切った直後などはエンジンルーム内が高温になるため作業しないでください。
*自信のない方は販売店で点検ができますのでお近くの販売店へご相談ください。
1.オイルレベルゲージを引き抜きます。オイルレベルゲージを拭く際には、使い捨てのキッチンペーパーを使うと便利です。キッチンペーパーを添えて抜くと、オイルを垂らす心配がありません。
2.付着したオイルをキッチンペーパーなどで拭き取ります。
3.オイルレベルゲージを元の穴に戻し、根本まで差し込みます。ゲージを差し込むときは向きがあるので無理矢理押し込まず、ゆっくりと自然に入る方向で差し込みましょう。
4.再びオイルレベルゲージを引き抜きオイルの量を確認します。ゲージの上限と下限の間にオイルの跡がついていれば適切な量です。
画像の場合は、上限と下限の間にオイルがあるため適性です。画像はディーゼル車のゲージのため、上限の印より上に「×」マークがあります。ディーゼル車の場合は、この「×」マークを超えていないかをチェックしましょう。
5.オイルレベルゲージを元の穴に戻します。最後に根本までしっかり差し込まれているか確認しましょう。
マツダが推奨するオイル交換時期の目安は車両タイプによって異なります。
※シビアコンディションとは、以下のようなマツダが指定する「クルマにとって負担が大きい」使われ方を意味しています。下記の例でひとつでも当てはまる場合は、「シビアコンディション」となりますが、目安がわかりにくい方は販売店でご相談ください。
①走行距離が多い(年間20,000km)
②短距離走行(1回に8km以内)の繰り返し多い
③低速走行やアイドリング状態が多い
④登降坂路の頻繁な走行が多い
⑤悪路(凹凸路、砂利道、雪道など)の走行が多い
マツダコネクト装着車はオイル交換の時期を設定できるので、この機能を利用するとオイル交換のタイミングを忘れずにすみます。マツダコネクト非装着車の場合でも、メンテナンスノートやオイル交換時期のステッカーで確認することができるので、チェックしてみましょう。
ブレーキオイルはブレーキペダルを踏んだ時の力をブレーキに伝える役割があり、それによってクルマを減速させることができます。
ブレーキオイルもエンジンオイルと同様に時間の経過とともに劣化していきます。そうなると、ブレーキの効きに影響がでるため、定期的な点検を行い、必要に応じて交換が必要です。
ブレーキオイルの点検は、「量」と「色」をチェックします。CX-60などの車種によっては、ブレーキオイルタンクの上にカバーがかかっているものもあります。そのため、点検前にメンテナンスノートを確認して点検してください。
矢印のところにあるのが上限の「MAX」のラインで、画像の場合ブレーキオイルが「MAX」のラインまで入っているので問題ありません。
ブレーキオイルタンクには、上限に「MAX」、下限に「MIN」のラインが入っているため、その範囲内にオイルがあれば問題ありません。また、ブレーキオイルが減ってくると、レベルセンサーが反応して車内の警告灯が点灯するので、ここも注意しておきましょう。
暗くてブレーキオイルの量が見えにくいときは、スマートフォンのライトなどで照らすと見やすくなります。
左が新品のブレーキオイル、右が劣化したブレーキオイル
ブレーキオイルは劣化してくると茶色っぽく濁ったような感じになります。この変色が劣化のサインなので、交換の目安となります。
バッテリーが上がるとエンジンがかからなくなります。バッテリー上がりの原因で多いのが、ライト類や室内灯の消し忘れで、バッテリー内の電力が弱まることで、エンジンを動かすセルモーターを回すことができなくなります。
バッテリーは、セルモーター以外にも、ランプ類、カーナビ、カーオーディオ、ワイパーなどクルマのあらゆる電装品に電気を供給する重要な役割を担っています。
夏と冬はエアコンの使用頻度が増えるので、バッテリーに多くの負荷がかかります。夏・冬の到来前には、バッテリー点検をすることをおすすめします。
バッテリーが上がるとエンジンがかからなくなります。バッテリー上がりの原因で多いのが、ライト類や室内灯の消し忘れで、バッテリー内の電力が弱まることで、エンジンを動かすセルモーターを回すことができなくなります。
バッテリーは、セルモーター以外にも、ランプ類、カーナビ、カーオーディオ、ワイパーなどクルマのあらゆる電装品に電気を供給する重要な役割を担っています。
夏と冬はエアコンの使用頻度が増えるので、バッテリーに多くの負荷がかかります。夏・冬の到来前には、バッテリー点検をすることをおすすめします。
バッテリー点検の際は、感電やショートを防ぐためにバッテリーに繋がっているケーブル端子に触れないように注意してください。
バッテリーの中にはバッテリー液が入っており、バッテリー液が正しく入っていないと、蓄電量が減ってしまい、バッテリー上がりの原因となってしまいます。
バッテリーの性能に悪影響を及ぼしますので、確認が必要です。
バッテリーの液面がバッテリーの側面に表示されているUPPER LEVEL(アッパーレベル:上限)とLOWER LEVEL(ロワーレベル:下限)の間にあるかを確認します。見づらい場合は、ライトなどで照らすと見やすくなります。下限(LOWER LEVEL)より不足している状態で使用または充電すると、破裂(爆発)の原因となるおそれがあり危険です。
バッテリー本体にヒビ、割れ、欠け、液漏れなどがないことを確認します。
バッテリーに繋がっているケーブル端子や、プラス端子のカバーには触れないようにしてください。
バッテリー液は、量以外に比重も重要です。販売店なら専用の機械でバッテリーの状態を確認することができますので、気になる方はお近くの販売店にご相談ください。
バッテリーが弱ってくると、エンジン始動時のセルモーターの回る勢いや、パワーウインドウの動きが鈍くなることがあります。使用条件により異なりますが、バッテリー 交換時期は2~3年が目安となりますので、車検毎の交換をおすすめします。
マツダのアイドリングストップ(i-stop)搭載車は、その特性に合わせて専用に開発され、高い性能を兼ね備えたバッテリーを使用しています。一般のバッテリーを装着すると、i-stopが正常に作動しなくなるなど、トラブルや燃費低下の原因となります。
アイドリングストップ(i-stop)搭載されているクルマは、お近くの販売店でバッテリー交換をしてください
冷却水はエンジン内を循環して、エンジン全体を冷却します。
冷却水を長期間交換せずに使用すると、サビ、金属の腐食、水アカの堆積などが進み、エンジンにダメージを与える可能性があります。
交換時期の目安としては、新車時は3年、その後は2年ごとの車検時をおすすめします。
冷却水の確認方法
冷却水の確認は、走行前のエンジンが冷えている状態で行いましょう。リザーバータンク内の液面が上限(FULL)と下限(LOW)の間にあるかを目視で確認します。
エンジンが温まっていると、冷却水が膨張してFULLよりも多くなってしまうので正確な点検が出来ません。必ずエンジンが冷えた状態で点検を行ってください。
ラジエーターキャップは開けないようにしましょう
冷却水が不足している場合、マツダ純正のロングライフクーラント(LLC)を補給することをおすすめします。水道水はサビの原因となるので使用しないでください。
補給しても冷却水が頻繁に減る場合は、漏れが発生している可能性が考えられますので、早めに販売店にご相談ください。
ウインドウウォッシャー液の量を点検する際は、レベルゲージタイプの車種の場合、青色のフタを外すとゲージが付いているので引き抜いて、E(下限)より上に水滴が付いているかを確認します。
ウォッシャータンクで確認できるタイプの車種は、タンク側面から液面が上限(FULL)と下限(LOW)の間にあるかを目視で確認します。
補充の際は、エンジン停止時の冷えた状態で行ってください。
ウインドウウォッシャー液を補充する場合は、塗装のシミになることがあるので、石けん水などは使わないでください。
冬期の凍結を防ぐために、マツダ純正のウォッシャー液を水道水で薄めて、指定の濃度に調整して補充することをおすすめします。
今回は「カーライフを楽しむためのセルフチェック〜エンジンルーム編〜」について紹介しました。
これまで自分でボンネットを開けたことがないという方も、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
日頃からこまめに点検をして、安心安全なドライブをお楽しみください。
関西マツダ 千里店
住所:
〒565-0874 吹田市古江台6-1-3
電話:
06-6871-1021
営業時間:
10:00~18:30(サービス受付 10:00〜17:45)
定休日:
毎週火曜日(不定水曜日定休あり)