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チームで夢を実現する「マツダグループチャレンジカップ」に迫る


今回は、チームで夢を実現する「マツダグループチャレンジカップ」をご紹介します。

「マツダグループチャレンジカップ(以降マツチャレ)」は、富士スピードウェイのサーキットの周回数を競う耐久レースです。このレースはマツダの関連会社が参加でき、「ナンバープレートのつかない、レース専用の車両」を使用して競うプロフェッショナルなものではなく、皆さんが普段乗っている乗用車で参加できるものです。記事の中では、「参加された方の声」や「レース参戦車両」など、実際の活動内容を紹介していますので、ぜひご覧ください。

1. マツダグループチャレンジカップとは

マツチャレは、全国のマツダ販売会社を中心に、マツダ株式会社とその関連会社、マツダの販売会社グループの正社員で構成されるチームが参加するレースです。
参加各社のスタッフに、「夢ややりがいを感じる場」「自動車業界で働く歓びを実感いただく場」「スタッフ同士のコミュニケーションを深めるきっかけ作り」を実感する場づくりを提供することを目標に掲げています。

マツダの関連会社が参加したレースは、2023年に「MAZDA FAN FESTA 2023 at FUJI SPEEDWAY」で初めて開催。「マツダファン・エンデュランス(以降マツ耐)」の特別戦として実施されました。

レース活動への参画意欲が高い販売会社が多かったため、今年はマツダグループのみの独立レースとしてレギュレーションを組み、マツチャレとして新たなスタートを切りました。

2. 限られた燃料で競う「耐久レース」とは

耐久レースは、規定時間内の総走行距離が競われる時間制と規定走行距離を完走するまでの時間が競われる距離制があります。いかに長い距離を走れるかを競うため、スピードとエコランのバランスが大切で、速さだけでは勝てないのが醍醐味です。ちなみに、モータースポーツは大きく分けると、レース、ラリー、スピード競技の3つに分類されます。耐久レースは名前の通り、レースの競技に属します。

サーキットや市街地の公道をコースとして、複数台が同時に走って競います。
所定の距離を先着したものが上位になるスプリントレースと、所定の時間内に最も長い距離(周回)を走行したものが上位になる耐久レースがあります。

レースと違い、ほとんどが一般の公道をコースとしていて、 よりモータスポーツを間近で見られる競技です。指定された区間はスペシャルステージと呼ばれ、このステージをいかに速く走れるかを競います。

サーキットや市街地の公道をコースとして、複数台が同時に走って競います。
所定の距離を先着したものが上位になるスプリントレースと、所定の時間内に最も長い距離(周回)を走行したものが上位になる耐久レースがあります。

マツダが取り組んでいるモータースポーツはこちら

マツチャレは、制限時間3時間を給油無しで、どれだけ多くサーキットを周回できるかを競います。「ガソリンの消費」や「ドライバーの体力」などさまざまな点を意識して走行するため、速い車が有利とは限りません。例えば、スピードを上げ過ぎて燃料を使いすぎてガス欠を起こしてしまうと、ゴール出来ず、失格となります。
1チーム5名までドライバーの登録が可能で、ドライバーが交替しながら戦います。

写真:ドライバー交替の様子

仲間と一緒に作戦を考えながら楽しむことができるため、仲間と一緒にワイワイ参加する、会社を挙げて応援する、お客様と一緒に盛り上がるなどさまざまな楽しみ方があります。

3.マツチャレのルールとは

マツチャレの代表的な規定をいくつかご紹介します。

ノーマルクラスのマツダ車で参加が可能

「スポーツ」「コンパクト」「ミドル」「SUV」の4カテゴリーのマツダ車で参加が可能なため、どのような車両を選んでも、その車両に合わせた競い合いができ、順位は全体とクラス別で決定します。
一般的に考えるとスポーツクラスが最強だと思われますが、燃費重視でスピードを抑えて走行するため、極端にスピードの差は出ません。サーキット専用の改造が無くても参戦できます。

※クラス区分は参加台数に応じて追加、変更、取り消しする場合があります

タイヤ・燃料の制限

公式予選/決勝を通じて1大会で使用できる純正装着以外のタイヤは同銘柄(パターン)4本まで、使用可能なブランドも制限されています。バースト等のやむを得ない理由の場合のみ、競技長の判断により追加使用が許されます。また、燃料は通常のガソリンスタンドから販売されているものを使用し、競技中の燃料補給は認められていません。

ピットエリアの規定

マツチャレは、より多くのスタッフが参加できるように、ドライバー5名、ピットクルー5名までエントリーすることが可能となっています。そして、ドライバーとピットクルーのみピットエリアでの作業が認められ、作業できる人数は5名までです。

4.実際の活動内容をご紹介

2024年のマツチャレは19 販 社 31 台 が参戦し、株式会社北関東マツダが優勝しました( 前年 は 11 社 13 台参加)。
ここでは、実際に今年初参戦の8社を代表して、無事完走した株式会社北陸マツダのレース参戦車両と参加スタッフの声をご紹介します。

北陸マツダのレース参戦車両(2008年式DEMIO)

・作業前のレース車両
中古車を使用しています。

・作業後のレース車両
レース車らしくデコレーションしています。

・車内の様子 
レース用にロールバーや安全ベルトを装着しています。

・ボンネット裏
マツチャレ参加メンバーの願いが書かれています。

実際に活動に参加された北陸マツダスタッフの声

・ドライバー

「活動に参加した動機はメンバーと一つの目標に向かって活動することはきっと楽しいだろうし、何か変われるキッカケにもなるかなと思いました。」

 

(北陸マツダ 営業推進部 サプライチェーングループ 鳥山さん)

「整備の経験はないため、実際の作業はできることは少なかったですが、普段、接点のない方と接する機会が増え、新しい気づきを得られたことが楽しかったです。次回があれば参加者が増えればいいなと思っています。」

普段の業務:下取り車両の仕分け・値付け、展示車両の値付け・再生業務

「モータースポーツやレース参戦とか会社でやれると楽しそうだよね。という雑談に、そんなの出来たら楽しそうですよねぇ。と気軽に返事したのがきっかけで、活動に参加することになになりました。」

(北陸マツダ 人事総務 藤井さん)

「ほぼ初対面で関わった事の無い方々で集まり、わいわい楽しみながら作業をするのが楽しかったです。ドライバーやピットクルー以外の目立たない裏方さんがいて、自分達が活動出来るのだと改めて感じました。総務という仕事は営業や整備と比べて裏方仕事が多いので、裏方仕事も大事な事だと思い一層頑張ろうと思えるようになりました。」

普段の業務:給与に関わる保険控除処理・社会保険関係の扶養手続き・入社/退職手続き

・ピットクルー

「レース車両製作のために、片道2時間かけて福井まで行って作業を行わなければならず、最初はメンバーになったことを後悔しましたが、車が出来上がるにつれてやって良かったと思うようになりました。普段の業務ではオーバーホールすることはないので、この活動に参加することで、知識と経験がついたのも良かったです。レース当日は、自分がテストドライブ時にクラッシュさせてしまった車が、富士のサーキットを走った時には、感動して思わず涙がこぼれました。」   

(北陸マツダ 砺波店 サービス 高野さん)

・チーム総監督

(経営企画部 企画グループ 本多さん)

「レース中は1ラップごとにタイムと燃料消費量を計測し、3時間戦いぬくために回転数など細かく調整し、インカムでドライバーに状況を伝えていました。タイムアップが近づいた時、最後の追い上げを試みるために、ドライバーへラスト15分、燃料があるのをデータで確認し回転数縛りを解き、タイムを出すように指示しましたが、その時の燃料メーターがEマークを点滅させており、ドライバーは不安から最後の力が出しきれませんでした。計算上は大丈夫だと判断した指示だったのですが、精緻な計算で示し、ドライバーとの信頼関係がレースの結果を左右するのだと感じました。」

5.マツダが取り組んでいるモータースポーツ

eモータースポーツ

eモータースポーツは、バーチャルの世界で行うモータースポーツです。マツダは、eスポーツから実際のレースへの参加をサポートするチャレンジプログラム「バーチャルからリアルへの道」に取り組んでいます。

2024年の活動では、サーキットでの体験走行会へ27名が参加し、この中の6名のドライバーがマツダファン・エンデュランスへの参戦を通じてリアルモータースポーツの楽しさ、素晴らしさを体感いただいています。

自動車メーカー5社で連携活動「S耐ワイガヤクラブ」

将来のカーボンニュートラル技術に向けた燃料(非石油系)を使用する車両で実証実験を行い、将来に亘って持続可能な自動車社会のあるべき姿を追求しています。主に、水素やバイオ燃料などの啓発、認知拡大を目的としています。

この中の取り組みの中の一つでは、自動車メーカー5社で連携活動として、「S耐ワイガヤクラブ」を設立しました。将来に向け、「共挑」(キョウチョウ、共に挑む)を合い言葉に、技術開発やモータースポーツ文化の発展に向けて、一丸となって取り組んでいることも新たな時代を象徴しています。

今回ご紹介した耐久レースのように、皆さんが普段乗っている車で、気軽に参加できるモータースポーツはたくさんあります。また、コミュニケーションを深めるきっかけ作りにもなります。家族・友人・会社の仲間と参加して楽しんでみてはいかがでしょうか?