ロータリーエンジンの象徴とも言える三角形のおむすび型のローターは、溶けた鉄を鋳型に流し込んで固める鋳造によって生産されています。ローターの重量バランス精度の追求はこの鋳型を成型するところから始まります。複数の砂型を組み合わせて作られる鋳型の中でも重要なのが、「中子」と呼ばれるローターの中空部を作るための砂型です。8C型ロータリーエンジンでは、この「中子」を生成する金型の構造を見直し、機械的なリンク機構からアクチュエータースライド式に変更することで、砂型と金型の間のクリアランスを従来の0.4mmから0mmに向上しています。