ユーティリティ

UTILITY

オープン走行を快適にするための機能性が、走り慣れた道さえ、楽しく変えていきます。

オープン(ROADSTER)

オープンエアの開放感を造り込んだロードスターのソフトトップ。
室内に入り込む風の量、方向、吹き抜け方など、オープン時の風の流れを綿密にコントロール。
風を感じながら走るオープンカーならではの楽しさと気持ちよさを、徹底的に磨き上げました。

風を楽しむ贅沢。

ガラス製リアウインドー付ソフトトップ

中央のロックを解除して、ソフトトップを後方に移動させるだけで簡単にオープンにできます。閉じるときにはアシストスプリングが操作をサポート。またより気軽に、スマートにオープンを楽しめるよう、ソフトトップ開閉時の手順のひとつであるサイドウインドーを下げる操作を自動化しています。

* 画像はイメージです。

風を感じるための造り込み

三角窓やドアトリムの造形によって、室内に入り込む風の量、方向、吹き抜け方など、オープン時の風の流れを綿密にコントロール。風を感じながら走るオープンカーならではの楽しさと気持ちよさを、徹底的に磨き上げました。

エアロボード(脱着式)

メッシュタイプのエアロボードを通すことで、オープン走行時の後方からの巻き込み風を穏やかな流れに変換します。

優れた空力性能

後端を絞り込んだティアドロップ型のルーフデザイン

オープンカーでの取り組み

現代のオープンカーは、空力特性とルーフの収納スペースの確保を優先するため、クローズド状態の美しさにウェイトが置かれることが多くなっています。一方、オープン状態で優美なスタイルを造り出すには、流麗で低いデッキエンドデザインが必要となるが、その造形は空力特性とは相反します。しかし、4代目(ND型)ロードスターは、そこをブレークスルーしました。ソフトトップの後端を下げるとともに左右を絞り込んだ「ティアドロップ型」のルーフデザインとしたことで、優れた空力特性と美しいスタイルを両立しています。

  • 画像はイメージです。

アンダーボディでの取り組み

もちろん、アンダーボディでの取り組みも徹底しています。
床下を流れてきた空気を後方へ向かって勢いよく吹き上げる
「空力グランドライン」のコンセプトを、オープンボディにも適用。
重量を増やすことなくフロア中央付近での流速を落とさないよう、
必要最小限のアンダーカバー類を設定※1してフラット化しています。

また、歩行者保護のために採用しているフロントバンパー下のロアスティフナーも空力パーツとして活用。
フロントタイヤディフレクターへの導風孔を設けて、前後リフトバランスを最適化しました。

アンダーボディの空力パーツ

  1. フロントタイヤディフレクター
  2. ラジエターアンダーカバー
  3. エンジンアンダーカバー
  4. トランスミッションアンダーカバー(後)
  5. リアタイヤディフレクター※2
  6. 燃料タンクアンダーカバー

ロアスティフナーの導風孔

導風孔からフロントタイヤディフレクターへの流れ

クローズ時での優れた性能

走りの質が際立つ心地よい静かさ

クローズ走行時には、アルミ製ヘッダーパネルなどがソフトトップのばたつきを抑え、静かで落ち着いた空間を造り出します。

  1. カバーの設定はグレード、トランスミッションによって異なります。
  2. Sには装着されません。

    オープン(ROADSTER RF)

    誰もが心に描くスポーツカーの美しさと、誰もが憧れるオープンの楽しさを突き詰めていったら、
    想像を超える心地いい新しい走りの世界が待っていた。
    開放的なのにまるで空気に包まれているかのような、ロードスター RFのオープンエア感覚。

    風を楽しむ贅沢

    開放感と包まれ感の上質なハーモニー

    オープン時にはフロントルーフ/ミドルルーフとバックウインドーが格納され、リアルーフだけがボディ上に残る。かつてないこのスタイルが、オープンの開放感と安心できる包まれ感を同時に楽しめるコクピット空間を実現。そして、リアルーフ形状の最適化やクリアタイプのエアロボードなどが室内への風の巻き込みを抑え、空気に穏やかに包まれて走る、これまでにない上質なオープンエア感覚を支えています。

    優れた開閉アクション

    人を魅了する、 世界最速レベル※1の開閉アクション

    トップの開閉は、フロントコンソールに設けたスイッチの操作だけで完結。トップロックの操作も不要です。そして、3つのルーフとバックウインドーを連携させ効率よく動かすことで実現した、見る人を魅了する美しくなめらかな動き。
    さらに、ルーフを開閉する所作さえ美しい。そうした美しさへのこだわりの結果、世界最速レベル※1の開閉アクションが生まれました。

    • 本動画は、2016年3月時点のものとなります。
    • 動画に登場するシートカラーは現在お取扱いしておりません。

    *画像は機能説明のイメージです。画像のモデルは現在発売中のものとは異なります。

    直感的に、安心して開閉操作ができるよう、スイッチはひとつに集約

    先代モデルでは手動式だったトップロック操作とルーフ作動後のドアウインドー操作を電動化したこと、開閉スイッチをひとつに集約したことにより、ワンタッチですべての開閉操作がで きるようになりました。
    開閉スイッチはエアコンダイヤルの下に設置。直感的に操作方法を理解できるアイコンデザインをあしらうとともに、スイッチの作動は、人間の自然な体の動きや緊急性を感じた際の体の動きを検証し、上に押し続けるとオープン、下に押し続けるとクローズに設定。必要な操作力についても、押し続ける際の体への負担や操作時の力の入れ方を考慮して決定しています。 また開閉中の安全性のため、挟み込み防止機構を採用。システムが挟み込みを検知した瞬間に ルーフの作動をストップします。

    アニメーションなどでルーフの動きを表示

    3連メーターの4.6インチTFTカラー液晶にルーフ開閉状態を表示。実際のルーフの動きにリンクさせたアニメーション、テキストでの説明、作動完了までの時間を示すプログレスバーなどにより、ルーフの開閉状態をわかりやすくドライバーに伝えます。

    *画像は機能説明のイメージです。

    人間が気持ちいいと感じる静かさを追求

    トップを閉めると、オープンボディであることを忘れる上質な静かさに包まれる。それがロードスター RFのコクピット。
    吸音・遮音材などをきめ細かく配するとともに、コクピット内で聞こえる音のバランスを整えることで、
    単なる数値では測れない質感の高さを実現しました。
    オープン時についても風の流れをきめ細かくコントロールし、人が実感できる静かさを追求しています。

    耳元の騒音を抑えて、オープンの爽快感をアップ

    ロードスター RFではオープン走行時の静粛性を高めるために、乗員の耳元に近いBピラー周辺の風の巻き込みを徹底的に低減しています。そのために検証を重ねに重ねて2つのアイテムを造り上げました。
    1つはリアルーフ内側のコの字の壁、もう1つはリアルーフとBピラーとの隙を埋める極小のリップです。どちらも小さなパーツではありますが、部品の増加は最小限に、それでいて最大限の効果を追求して生み出した、エンジニアの努力の結晶なのです。

    軽量化への追求

    軽量化とスタイリッシュさのために、素材も工夫

    ロードスター RFのハードトップは、フロントルーフには軽量なアルミ、ミドルルーフには剛性の高いスチールを採用。リアルーフはアウターを軽量かつ高品質で新開発のプラスチック素材、インナーをスチールとした接着構造とするなど、異なる素材を適材適所に使用して軽さと剛性を確保しました。その他にもハードトップ化に必要な部品のひとつひとつまで軽さにこだわり抜くことで、ソフトトップモデルに対してルーフ機構部分による重量増を約45kgに抑えています。また、リアルーフサイド部とバックウインドー上部の黒いガーニッシュには無塗装でも高い質感を実現するエンジニアリングプラスチック※2を使い、スタイリッシュさに磨きをかけました。

    心が高ぶるエンジンサウンド

    車内にエンジンの吸気音を届ける構造・部品を変更することで、アクセル操作や加速に同調して思い通りに操る楽しさを盛り上げるエンジンサウンドを演出しています。
    具体的には、エアクリーナーボックス下部に新たに開口部を設けることにより、エアクリーナーで発生するサウンドを調整・強化しています。加えて、RSは、インダクションサウンドエンハンサーの構造を変更することにより、音質を調整しています。

    インダクションサウンドエンハンサー
    <ROADSTER RF 標準装備>
    RS

    1. 2018年4月現在の市販電動ハードトップ車として(マツダ調べ)
    2. 植物由来原料を使った素材で、無塗装でも従来の塗装品を越える質感を実現。同時に、石油資源の使用量削減やCO2排出量の抑制、無塗装によるVOC(揮発性有機化合物)の削減で環境負荷の低減に貢献します。

      マツダコネクト

      さまざまなクルマの使い方を実現する、マツダ独自のコネクティビティシステム。
      安全で直感的に利用でき、さまざまなデバイスやメディアに対応しています。

      マツダ コネクトの基本性能

      ナビゲーションシステム

      自車の現在位置をより高精度に地図画面に表示します。

      インフォメーション

      燃費情報、各種のメンテナンス情報や注意情報、i-DM情報などを表示できます。

      オーディオ

      Bluetooth®接続やUSB Audioで携帯機器をクルマに接続可能。また、地上デジタルTVチューナー(フルセグ)装着車では、より快適にお過ごしいただけます。

      (対象グレードはスペック表「主要諸元・装備」をご確認ください)

      コミュニケーション

      Bluetooth®接続によるハンズフリー通話や、音声認識による電話発信ができます。また、受信したショートメッセージサービスの表示や読み上げ、定型文での返信にも対応しています。

      Apple CarPlay※1、Android Auto™※2

      <ROADSTER 全車標準装備>
      <ROADSTER RF 全車標準装備>

      Apple CarPlay

      Apple CarPlay により、マツダ コネクト(コマンダーコントロール)でiPhone を操作して、通話、メッセージの送受信や、音楽を聴いたり、マップで目的地を調べることができます。また、Siri による音声操作が可能です。さらに、全グレードでワイヤレス接続機能を加えることで、利便性が一層向上します。

      Android Auto™

      Android Auto™のアプリケーションにより、マツダ コネクト(コマンダーコントロール)でAndroid™スマートフォンを操作できます。電話、メッセージ、音楽、マップなどAndroid Auto™対応のコンテンツをマツダ コネクトで使用できます。

      人とのつながりを広げる、コネクティッドサービス

      クルマとマツダがネットワークでつながり、
      24時間365日さまざまな場面でお客様のカーライフをサポートするサービスです。

      安心機能

      マツダエマージェンシーコール※3

      エアバッグ作動時や後突時、もしくはSOSボタンを押した時にオペレーターに連携、お客様の代わりに救急、警察を手配します。

      マツダアドバイスコール※4

      万一、重大な故障が発生したときも、落ち着いて対処できるようサポートするサービスです。重大な故障が発生した際、センターディスプレイ上で「オペレーターへ相談」を選択するとオペレーターにつながり、アドバイスを受けることができます。

      コンディションモニター※5

      「MyMazda」アプリでメンテナンス部品の交換時期やパーツのコンディションを確認できるサービスです。クルマの状態をいつでも把握することができます。

      バーグラアラーム通知※6

      車両に対して不審な動きを感知し、バーグラアラームが作動すると、「MyMazda」アプリへお知らせが通知されます。

      快適・楽しむ機能

      Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)

      Amazon Alexaを通じてクルマと会話しているかのように、これまでになかった楽しみでお客様のドライビング体験がさらに豊かになります。

      • Amazon Alexaおよびこれらに関連するすべての商標は、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
      • コネクティッドサービスで利用する車載通信機の通信回線によりAmazon Alexaをご利用いただけます。(一部ストリーミング機能を除く)
      • Amazon Alexaは、お客様の端末(スマートフォン等)の通信回線を用いてご利用いただくことも可能です。
      • 一部ストリーミング機能の利用にはマツダコネクトでのWi-Fiクライアント機能設定と、スマートフォン等によるテザリング契約が必要です。
      • テザリング契約の申込みや詳細は各通信キャリアへお問合せください。
      • テザリングにかかるインターネット通信料等はお客さまのご負担となります。
      • Amazon Alexaの商品性、満足すべき品質、特定目的への適合性、正確性、平穏享有、第三者の権利の非侵害性に関する明示的、黙示的、または法的な補償を含め、マツダは一切の保証しません。
      • Amazon Alexaを使用するときは、運転に集中して周囲の状況を十分に確認し、運転者の責任においてAmazon Alexaを使用してください。

      目的地送信※7

      「MyMazda」アプリで設定した目的地をクルマのナビに送信できます。

      また、お使いのスマートフォンが目的地に近づくと地図アプリと連携して目的地までナビゲートする「降車後ナビ」をご利用できます。

      • 一度に複数の目的地を送信することができます。(3か所まで)送信した目的地の経路順はマツダ コネクトから設定します。
      • 「MyMazda」アプリ以外の地図アプリと連携した目的地設定も可能です。
      • 「降車後ナビ」は、スマートフォンの位置情報を「常に」ONに設定してご利用ください。

      カーファインダー※8

      「MyMazda」アプリで大きな平面駐車場などで、クルマの位置を簡単に確認できます。

      リモートモニター

      自宅にいる時でも「MyMazda」アプリでクルマの状態を確認ができます。

      リモートコントロール※9

      「MyMazda」アプリで離れた場所から、ハザードランプの消灯やドアロックが可能です。

      うっかり通知※10

      ドアやトランクの閉め忘れや、ハザードランプを点灯したままクルマから離れるとお知らせ通知が届きます。

      ナビゲーション機能

      マツダオンラインナビ※11

      車載通信機の通信を利用して"リアルタイムに“”最新情報を”参照・案内することで「ナビの情報が古くて、当てにならない」等、目的地検索や設定時のよくある不満を解消、飛躍的に進化した「マツダオンラインナビ」でお客様のドライビング体験をさらに便利で快適にします。

      • ネットワークを通じて大容量サーバーと連携することで様々なデータベースからリアルタイムに最新情報を参照
      • オンラインで参照する最新情報は「施設情報」「周辺パーキングの満空情報」「道路交通情報(オンデマンドVICS)」(SDカードへ書き込みはされません)
      • 道路情報は地図更新(差分)によって月1回オンラインで配信されSDカードに自動で書き込み
      • 上記以外または通信環境が整っていない状況ではオフラインとなり、従来通り、SDカード内の情報を参照します。(オンライン時の機能はありません。)
      • SDカード内の情報を更新する地図全更新は無料期間3年目に1回のみPCで実施可能です。
      • マツダ純正のナビゲーションをご利用いただくには「マツダオンラインナビ用SDカード」の装着が必要です。また、オンライン機能のご利用にはコネクティッドサービスへのご契約が必要です。

      有料サービス

      リモートエンジンスタート

      「MyMazda」アプリを利用し、クルマから離れていてもエンジンのON/OFF操作が可能です。
      専用ページ「マツダコネクティッドサービスプラス」から、ご購入いただけます。

      • AT車専用の機能です。
      • ご利用の際、一部地域ではクルマを停止中にエンジンをみだりに稼働させた場合、条例に抵触し、罰則を受けることがありますので十分ご注意ください。

       

      1. Apple CarPlay、iPhone、Siriは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。一部対応していない機種がございます。Apple CarPlayを有線で使用する場合、USBケーブルが必要となります。対応機種について詳しくはこちらからご確認ください。
      2. Google、Android、Android Autoは、Google LLCの登録商標です。Android Auto™を使用するためにはUSBケーブルが必要です。一部対応していない機種がございます。対応機種について詳しくはこちらからご確認ください。
      3. マツダエマージェンシーコールは、株式会社 日本緊急通報サービスが提供する緊急通報サービスです。
      4. マツダアドバイスコールをご利用いただくためには、事前に担当する販売会社(マイマツダショップ)の登録が必要になります。詳しくは営業スタッフにおたずねください。販売会社またはオペレーターへ接続いただく際には、車両を安全な場所に停車させてから行ってください。車両にOBD(On-Board Diagnostics)II 通信を行う機器を接続している場合、正常に機能しない場合があります。センターディスプレイに「オペレーターへ相談」ボタンが表示される場合は、一定の警告灯点灯時に限られます。車両の故障を通知するためには、「MyMazda」アプリのインストールおよびアプリの設定が必要です。
      5. メンテナンス情報をご確認いただくためには、あらかじめ車両での設定が必要となります。
      6. ご利用にはショップオプションの「バーグラアラーム」の装着が必要です。「MyMazda」アプリのリモートコントロールでドアロックをした場合は「バーグラアラーム」は作動しません。
      7. ご利用には、ショップオプションの「マツダオンラインナビ用SDカード」が必要です。別途、ナビゲーション画面での操作が必要となります。
      8. 停車場所は最後にイグニッションをOFFにした位置となります。高さに関する情報(立体駐車場の階数など)は表示されません。
      9. 通知には一定の条件があり、お客様の使用状況によっては届かない場合があります。ドアのアンロックはできません。
      10. 通知には一定の条件があり、お客様の使用状況によっては届かない場合があります。
      11. ご利用には、ショップオプションの「マツダオンラインナビ用SDカード」が必要です。地図更新には、店舗データ等を含むすべてのデータを更新する地図更新(全更新)と、道路の地図データのみを更新する地図更新(差分更新)があります。地図更新(全更新)は、インターネットを通じてお客様ご自身で行っていただく必要があります。差分更新は車両に「マツダオンラインナビ用SDカード」を挿入してから3年(36か月)の期間でご利用いただけます。

        軽量化(ROADSTER)

        「感(Kan)」― 軽快感、手の内・意のまま感の実現 ―
        ドライバーの意思にクルマがリニアに応え、まさに人馬一体となって駆け抜ける「軽快感」。
        このロードスターならではの走りの楽しさは、軽さを抜きには語れない。
        地道なチャレンジと革新の技術が、100kg※1を超える軽量化を可能にしました。

        無駄を削ぎ落とし、軽さを革新する

        徹底的に効率を追求するスカイアクティブ テクノロジーが、ロードスターを軽くしました。
        革新技術から生み出されるユニットは、構造そのものが軽量設計。
        そこにアルミ材や高張力鋼板など、軽さと強さを兼ね備えた材料を使用することで、軽量化が加速します。

        重量軽減への徹底したこだわり

        軽さへのこだわりは、さらに細部にまで及んでいます。シートにはネットを使った新構造を採用して軽量化を図り、ライトウェイトスポーツにふさわしい性能を実現。シートをスライドさせるためのレバーも、軽さを追求して造り込みました。またエンジンルーム内の重さの要因となるハーネスの一部にアルミを用いるなど、軽さのための新技術も積極的に取り入れています。

        理想構造の追求が生んだ 最適な機能配分とコンパクトボディ

        4代目(ND型)ロードスターのボディサイズは、全長3,915mm、全幅1,735mm、全高1,235mm、ホイールベース2,310mm。3代目(NC型)と比べると、全長-105mm、全高-10mm、ホイールベース-20mmを達成しています。全長に至っては、あの初代モデル(NA型)よりもさらに40mm短くなりました。このコンパクトボディこそが、4代目(ND型)ロードスターの軽量化の基礎を支えています。

        *〈  〉内数値は3代目(NC型)ロードスターとの差
        *画像はイメージです。

        歴代ロードスターのスペック比較

        〈  〉内は4代目(ND型)との差

         初代(NA型)2代目(NB型)3代目(NC型)4代目(ND型)
        全長(mm)3,995※2〈+40〉3,955〈+40〉4,020〈+105〉3,915
        全幅(mm)1,675〈-60〉1,680〈−55〉1,720〈−15〉1,735
        全高(mm)1,235〈±0〉1,235〈±0〉1,245〈+10〉1,235
        ホイールベース(mm)2,265〈−45〉2,265〈−45〉2,330〈+20〉2,310

        ボディサイズに合わせた、足回りのコンパクト化

        ボディサイズが小さければ、大きくて重たい大径タイヤは不要となります。4代目(ND型)では、タイヤサイズを3代目(NC型)の205/45R17(7J)から195/50R16(6.5J)へとコンパクト化しました。
        さらには、3代目(NC型)では5本だったハブボルトを4本としたほか、
        アルミホイールには新工法を取り入れてリムを薄肉化。
        また、フロントブレーキ径やブレーキブースターもサイズダウンするなど、
        ボディサイズに合わせて足回りのコンパクト化を図り、軽量化を実現しました。

        足回りの軽量化のための取り組み

        • タイヤ&ホイールのサイズダウン
        • ハブボルトの4本化
        • フロントブレーキのサイズダウン
        • ブレーキブースターのサイズダウン
        • 新工法のアルミホイール

        軽量アルミホイール

        4代目(ND型)のパフォーマンスに合わせて最適化したフロントブレーキ

        小さなボディを活かしきる、小排気量化

        ボディサイズが小さければ、大きくて重たい大径タイヤは不要となります。4代目(ND型)では、タイヤサイズを3代目(NC型)の205/45R17(7J)から195/50R16(6.5J)へとコンパクト化しました。
        さらには、3代目(NC型)では5本だったハブボルトを4本としたほか、
        アルミホイールには新工法を取り入れてリムを薄肉化。
        また、フロントブレーキ径やブレーキブースターもサイズダウンするなど、
        ボディサイズに合わせて足回りのコンパクト化を図り、軽量化を実現しました。

        パワートレイン周りの軽量化のための取り組み

        • エンジン本体の小排気量化
        • 吸排気系、冷却系の小型・軽量化
        • 熱効率改善によるオイルクーラー廃止などの構造革新
        • ウォーターアウトレットの樹脂化などの材料置換
        • 小型・軽量のFR用SKYACTIV-MTの新開発
        • リアディファレンシャルユニットのシャフト&ジョイント薄肉化、キャリアケースのアルミ化など
        • ドライブシャフトの小型・軽量化
        • P.P.F.[パワープラントフレーム]の板厚/サイズダウン

        ロードスター専用のSKYACTIV-G 1.5

        軽量化したリアディファレンシャルユニット

        SKYACTIV TECHNOLOGYによる軽量化

        ボディはフレームワークのストレート化と連続化に加え、強度は落とさずに板厚を薄くして軽くするため、フロントフレームの十字形状やリアフレームのダブルハット形状など、各部の断面形状を最適化。その上で、一般的な鋼板よりも強度が高く、それでいて軽量な高張力鋼板の使用比率を大幅に高めました。前後バンパーレインフォースやフロントフェンダーなどには新たにアルミ材を採用しています。

        さらに、バックボーンフレームの大断面化、フロントダンパーマウント部とサスペンション取り付け部、サイドシル、ヒンジピラーによる環状構造などのさまざまな技術を取り入れてボディ剛性をアップ。高い剛性感と衝突安全性を実現しながら、3代目(NC型)からボディシェル重量削減を達成しました。同時にボディパネルの振動特性をコントロールし、ロードノイズの大幅な低減も実現。より軽く、強く、静かな革新ボディを造り上げました

        ボディ周りの軽量化のための取り組み

        • フレームワークと断面形状の最適化
        • 高張力鋼板の使用比率拡大
        • ボディ各部のアルミ化

        ボディと一体となって追求した、高効率な理想構造

        サスペンションシステムは、リンクとアームの配置などのレイアウトを一新。 その上でボディやアンダーカバーをシャシーの構造の一部として活用する、サスペンションからの入力方向をシンプルにして強度を高める部分を厳選するなど、無駄を省いた高効率な構造へと革新しました。 さらには、新たにフロントナックルとアンダーカバーをアルミ化したほか、フロントクロスメンバーには軽量・高強度な高張力鋼板を採用。サスペンション全体で25kg以上の軽量化を実現しています。

        • 前後サスペンションのクロスメンバーとアーム/リンク形状の最適化
        • 高張力鋼板の使用比率拡大
        • サスペンション各部のアルミ化

        *画像は機能説明のイメージです。

        マツダの歴代スポーツカーが取り組んできたグラム作戦

        100kgを消すための1グラム

        ボディの無駄をなくし、革新の技術や新素材を採用したうえで、マツダの歴代スポーツカーが取り組んできたグラム作戦を遂行。例えばボディやシャシーの補強部材には、強度上影響のない部分に肉抜きの穴をいくつも開けています。たった1グラムにも全力で取り組む。それが、ロードスターの軽さの秘密です。

        たった5グラムでも、合わされば重さとなる 軽さへの執念、グラム作戦

        例えばサスペンション周りだけでも、70ヶ所以上に穴を開けています。その中には、20グラムを削れる穴もあれば、たった5グラム軽くなるだけの穴もあります。一つひとつはわずかな重量でしかありません。それでもこれらが合わさることで、サスペンションでは数百グラムもの軽量化を達成しています。

        これこそが、マツダのグラム作戦の成果にほかなりません。

        * リアサスクロスメンバーの重量軽減穴

        波型の切り口は、こだわりの表れ

        4代目(ND型)ロードスターは、溶接した箇所の周囲が波型にカットされています。仮にまっすぐだったとしても機能上は問題はないのですが、これをカットすることでそれぞれ数グラムずつ車体を軽くすることができます。同じように、サイドウインドーの下側も波型にカットし、重量軽減の穴を開けました。普段は目にすることはほとんどありません。

        しかし、目に見えない部分にこそ、軽量化にかけるエンジニアの執念が込められています。

        軽さのための新機構、ドアロック連動式フューエルリッド

        ドアロックを解錠すると同時にフューエルリッドのロックも解錠され、手動でリッドを開閉できるマツダ初採用のこの機構も、軽量化の追求から生まれました。給油口にアクチュエーターを装備し、オープンレバーやケーブルを不要としたことで軽量化を実現しました。

        もちろん、給油時の利便性も高まっています。既存のものを削るだけでなく、軽さのためには新機構をも造り出す。ここにも、グラム作戦はしっかりと体現されています。

        ※1 先代モデル比較。仕様によって異なります。
        ※2 ナンバープレートホルダーステー式のライセンスプレートを含む。